営業コンサルティングとは?選び方や活用のコツ、おすすめ業者をご紹介

「営業で成果が出ない」「営業のスキルを上げたい」など、営業に対する悩みや課題を持っている方が多いのではないでしょうか?現場で経験を積んだり、上司にアドバイスをもらったりすることも大切ですが、営業コンサルティングを利用するのも方法のひとつです。

そこで今回は、営業コンサルティングの選び方や上手く活用するコツ、おすすめの業者をご紹介します。営業力に不安がある企業やさらに成果を伸ばしたい企業はぜひ参考にしてみましょう。

営業コンサルティングとは

様々な分野のコンサルティングが存在しますが、営業コンサルティングとはどのような存在なのでしょうか?違いに注目しながら、営業コンサルティングとは何かを詳しく解説します。

営業職を支援する存在

コンサルティングとは、企業などに対して、現状抱えている悩みや課題をヒアリングし、解決策を提案することによって、問題の改善や企業の発展を支援する仕事のことを言います。営業分野で活躍する営業コンサルティングは、企業の営業活動や営業職のレベルアップなどを支援する存在です。

具体的には、新規顧客の開拓や人脈の紹介、プレゼンテーション資料の作成など営業に関わる事柄の支援を行います。

コンサルタントのスキルや経験によっても業務範囲に違いがあり、より広い範囲に関わる営業コンサルティングもあります。営業戦略の策定や営業組織の構築、財務戦略など、より経営と密接に関わる場合もあるのです。

その他のコンサルティングとの違い

企業に関わるコンサルティングには、営業コンサルティング以外にも様々な種類があります。総合系コンサルティングや戦略系コンサルティング、IT系コンサルティングなどがあり、それぞれ関わる分野が異なります。

商品の販売に関わるコンサルティングには、営業コンサルティングのほかに、接客コンサルティングや販売コンサルティングなどが挙げられるでしょう。

営業コンサルティングは、販売をする過程の営業に関わる業務にアプローチするのに対して、接客コンサルティングや販売コンサルティングは接客や販売など直接顧客と接したり、販売したりするためのスキルの提案を行うというのが違いです。

細分化するとさらに多くのコンサルティングが存在しますが、関わる業務によって種類が分かれています。

失敗しない営業コンサルティングの選び方

営業コンサルティングと言っても、様々な業者があり、個人で活動しているコンサルタントも存在します。そのため、確実に成果を得るためには、自社に合った営業コンサルティングを見極める必要があります。失敗しない営業コンサルティングの選び方として、5つのポイントをご紹介します。

実績・経験が豊富か

成果を期待できる営業コンサルティングを選ぶためには、実績・経験をどのくらい持っているかが参考になります。これまでに企業にもたらした利益や携わった企業の数、業界歴などが主な指標です。

実績や経験が多いほど、信頼できる可能性が高いでしょう。ですが、数字だけを信じてしまうのは危険です。一見、実績があるように見えても一時的な売上かもしれません。実績や経験はあくまで目安と考え、総合的に判断するようにしましょう。

根拠のあるサービスを提供しているか

営業コンサルティングが提供しているサービスを調べるときは、再現性のあるサービスかをチェックしましょう。

「1ヶ月で〇〇〇万円利益を出します」といったサービスがあったとして、インパクトはありますが、求める結果とサービスが伴っていなかったり、限定的な環境でしか通用しないものであったりすると、成果は期待できません。

求める結果に対して、どのようなサービスを行っているのか、そのサービスに論理性や再現性があるのかを慎重に検討する必要があります。

指導力・コミュニケーション力があるか

営業コンサルティングの力量を図るポイントとして、指導力・コミュニケーション力も大切です。課題や悩みが必ずしも明確になっているとは限らない状況で、営業コンサルティングにコミュニケーション力があれば、自然と課題が見えてくるでしょう。

ヒアリングを元にして、適切な指導・アプローチができる営業コンサルティングであれば、企業や営業職が実行に移し、課題の解決に向けて取り組むことができるはずです。

自社の商品・サービスに生かせる強みを持っているか

営業コンサルティングによって、得意分野や持っているスキルが異なるので、自社の商品・サービスとの相性が重要です。

取り扱っている商品・サービスのジャンルやターゲットなどに合った営業コンサルティングを選ぶことで成果を期待できます。

人間的な相性が良いか

営業コンサルティングも一人の人間ですので、人間的な相性も確かめたいポイントです。問い合わせをしたときの対応やヒアリングの際のやりとりの様子などを参考にして、人柄を見極めてみましょう。

人間的な相性が悪いと、スムーズにやり取りが進まず成果を実現できなかったり、やり取りでストレスを感じたりするかもしれません。サービスや実績、スキルだけでなく、担当者の人間性もしっかり確認しましょう。

営業コンサルティングを提供しているおすすめ業者

ここでは、営業コンサルティングを提供しているおすすめの業者をご紹介します。それぞれのサービス内容や特徴を理解して、最適な営業コンサルティングを見つけてみましょう。

株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは、営業コンサルティングをはじめとして、営業代行や営業研修など営業全般に渡る支援を行っています。

営業コンサルティングは、これまで20万人以上の営業パーソンで関わってきたノウハウ・技術を生かして、質のともなった幅広いサービスを提供しています。営業資料作成や営業手法開発、営業スキルの調査、顧客育成の仕組み構築、セミナーモデル開発、営業マネジメントの代行など多彩な支援を行っているのが特徴です。

https://www.cerebrix.jp/

株式会社リブ・コンサルティング

株式会社リブ・コンサルティングでは、マーケティング&セールス戦略コンサルティングのほか、経営戦略コンサルティングや組織開発コンサルティングなど幅広い業務に関わるコンサルティングサービスを提供しています。

営業コンサルティングでは、営業戦略が主な対応領域です。営業力強化コンサルティングとしてLTVの向上や顧客の紹介、新規顧客の開拓を、デジタルマーケティングセールスコンサルティングとして予測可能・測定可能な営業体制の実現をサポートしています。

https://www.libcon.co.jp/

株式会社エンカレッジ

株式会社エンカレッジは、テレアポやメールマーケティングの代行、営業コンサルティングを提供している業者です。営業コンサルティングサービスでは、新規の1案件あたりの単価を計算し、利益に合った提供方法を提案することによって、コストパフォーマンスの高い新規顧客開拓を実現しています。

具体的には、顕在ニーズ顧客と潜在ニーズ顧客の整理や独自性のアピール、営業部の再構築、主観的価値と客観的価値の違いといった4つの考え方を軸に、組織の最適化や営業スキルの向上、顧客の開拓などをサポートしています。

株式会社日本コンサルタントグループ

株式会社日本コンサルタントグループは、顧客それぞれに合った解決策を提供するコンサルティングサービスと業界別コンサルティングを用意しています。

コンサルティングサービスは、営業コンサルティングを含めて、チームビルディングや労務・人事コンサルティングなど全5種類です。中でも営業コンサルティングは、マネージャーや営業担当者の育成や営業部門全体の強化、現在のスキルを明らかにする診断などで、営業を支援しています。

https://www.niccon.co.jp/

ZACCESS Consulting株式会社

ZACCESS Consulting株式会社は、中小製造業・メーカーを専門に、営業コンサルティングやセミナー・講演、顧客視点調査などを提供しています。

営業コンサルティングは、20年以上の実績を持つ代表を中心にして、顧客企業の強みを見出すことができるのが特徴です。新規開拓や営業力強化などに対して、具体的な解決策を提案し、製造業を強力にサポートしています。

アイズ・イノベーション株式会社

アイズ・イノベーション株式会社は、食品・流通業界の企業の改革を支援している業者です。戦略策定、業務プロセスの見直し、人材育成、システム設計という4つの視点でコンサルティングに取り組んでいます。

サービス領域は、戦略策定、SCM改革、カスタマーマネジメント、プロジェクトマネジメントなどに渡り、幅広い領域の課題解決を支援しているのが強みです。

http://www.aiz-innovation.com/

株式会社エグゼメディカル

株式会社エグゼメディカルは、医療業界に特化して営業支援サービスを提供しています。医療・介護業界で10年の経験と実績があり、ベンチャーから上場企業まで実績が豊富です。

これまでに培った営業ノウハウ・スキルを駆使して、営業活動の支援や営業組織のレベルアップ支援などを行っています。質の高いサービスは高い評価を受けており、2018年2月時点でお客様満足度は98%と高い水準です。

https://exemedical.jp/

営業コンサルティングを上手く活用するためのコツ

営業コンサルティングの効果は、ただ利用・導入するだけでは実感できないでしょう。営業コンサルティングによってプラスの効果を得るために、上手く活用するコツを3つご紹介しますので、ぜひ参考にして実践に移しましょう。

任せきりにせず自らも積極的に行動する

営業コンサルティングは営業に関わる提案や支援をしてくれる存在ですが、任せきりになってしまうと成果を出すのは難しくなるでしょう。

提案や支援を受けて行動するのは、企業・営業職自身です。アドバイスや提案を謙虚に受け止め、積極に行動に移すことを意識しましょう。

真摯に接し良好な人間関係を構築する

営業コンサルティングに依頼主の状況を改善したいと思ってもらうためには、良好な人間関係を作ることも大切です。

時には厳しい意見をもらったり、指摘を受けたりすることもあるでしょう。そこで反発するのではなく、真摯に受け止め正面から接することによって、人間関係が良いものになるはずです。人間関係が構築されれば、より親身な質の高いコンサルティングを期待できます。

一人の営業コンサルティングに絞って利用する

営業コンサルティングによって、得意分野やスキルが異なるので、複数の営業コンサルティングを利用してみたいと考えることもあるでしょう。

違いを見極めたり、両方の力を借りたりしたいところですが、営業コンサルティングにとっては併用されていることをよく思わない場合もあります。対応範囲が重なることもあるので、効率が落ちるかもしれません。

営業コンサルティングと良好な関係をつくったり、より集中的なサポートを受けたりするためには、一人・1社の営業コンサルティングに絞るのがおすすめです。

まとめ

営業コンサルティングは、営業全般を支援する存在です。様々な営業コンサルティング会社やコンサルタントが存在するので、自社に合ったコンサルティングを選ぶ必要があります。実績・経験やサービスの再現性、指導力・コミュニケーション力、商材との相性、人間性などを慎重にチェックしましょう。

おすすめの営業コンサルティング会社や上手く活用するポイントも参考にして、営業コンサルティングを有効に利用してみてください。

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