これにて完璧!真似したいテレアポのスクリプトの作り方とは
従来、テレアポは営業マンの勘や技量に頼っていた部分が大きくありました。一方で、最近では、初めての人でもテレアポができるよう、各社で様々な工夫がなされています。
その工夫のひとつが、スクリプトの作成。初めての人でもプロの人でも電話の質を一定に保つことができます
そこで、本記事ではアポ獲得に繋がるテレアポのスクリプトの作り方を解説します。
Contents
大公開!必勝のテレアポのスクリプト作成手順
- 挨拶パート
- 自己紹介パート
- 最初のつかみのパート
- 質問するパート
- 会う日時を決めるパート
テレアポのパートに分けた上記5つのトークスクリプトの作成方法を解説していきます。
挨拶パート
いつもなら「当たり前」の挨拶も、いざ相手の声を聞くと、緊張でたどたどしくなってしまうケースもあります。そのため、スクリプトにも挨拶の内容をしっかりと入れておきましょう。
挨拶の仕方ですが、堅苦しい挨拶やお決まりの挨拶などをすれば、相手に警戒されてしまうので、アポを取る電話では柔らかく入った方が効果的です。
堅苦しい挨拶の例
- 初めて電話いたしますが~
- 突然のお電話、失礼いたします。
- お忙しいところ失礼いたします。
柔らかく挨拶の例
- こんにちは!/おはようございます!(日常で使う挨拶で入るとイメージが柔らかい)
- お世話になります。
自己紹介パート
電話を受け取った方に対してただ名乗るだけでは、相手に興味を持ってもらえません。
そこで、スクリプトに自社をイメージしやすい言葉を加えた自己紹介を差し込みましょう。
相手に自社のイメージが伝わると、次の展開へ繋げることができますので、ここの工夫が重要となります。
悪い例
- 私、○○の○○と申しますが~
- ○○会社と申しますが~
イメージさせる良い例
- 売上げアップのお手伝いをしている○○の○○と申しますが~
- ○○サービスを提供している○○の○○と申しますが~
最初のつかみのパート
テレアポをするときは、つかみ部分、つまり話しはじめの10秒が重要です。
相手から断られるか、話を聞いてもらえるかの分岐点になりますので、いかに相手に興味を持ってもらえるかが勝負です。
このつかみの部分をしっかりとスクリプトに差し込みましょう。
普通のつかみ
- ○○について、お話しをさせていただければと思いまして~
- ○○の件でご案内のお電話をしたのですが~
興味を持ってもらえやすい例
- 取引先を開拓するお手伝いをしているのですが~
- そちらの営業力を高める方法がございまして~
- ひと月で○○万アップした方法をご案内しているのですが~
質問するパート
こちらから一方的に話すのではなく、相手が抱えている悩みや問題点を聞き出すために質問をするのも効果的です。
問題点を聞き出すことができたら、自社の商品を使った解決策を提案することができるからです。
次のようなスクリプトにより、相手の課題を聴き出しましょう。
質問例
- ○○について、不満に思っていることはありませんか?
- ○○について、困っていることはありませんか?
- ○○について、解決方法はないかと聞かれることが多いのですが、そういう悩みはありませんか?
会う日時を決めるパート
テレアポで押さえておくべきポイントは、このアポイントの日程を設定、提示することです。
「こちらで決めてしまうのは気が引ける」「相手の都合を考えていない感じがする」と考える方もいますが、相手に日時を決めてもらおうとすると「忙しいので、また今度」となってしまう可能性もあります。
スクリプトの中に候補の曜日や日時をいくつか入れておき、選んでもらうようにすることで、相手の手間を省けるようになり、アポイントの獲得率が高まります。
相手が悩む例
- いつ頃がご都合宜しいですか?
- 今週はいかがですか?
決めやすい例
- 来週でしたら、前半と後半では、どちらが宜しいですか?
- 明日なら午前午後、どちらが宜しいですか?
- 今週なら○曜日か○曜日の午前にお伺いすることができますが、どちらがご都合宜しいですか?
テレアポのスクリプトを作って、精度を高めよう
ここまで、テレアポのスクリプト作成について解説してきましたが、社内のアポ獲得率を高めるために精度の高いスクリプト作成を進めてください。
ただ、どうしても作成などが厳しい場合は、アポイント獲得も含めて外注する方法もおすすめです。
カタセルでは、キーマンとの商談獲得を中心に行っています。
売上に結びつきやすいアポの獲得ができますので、すぐにでもテレアポでアポイントを獲得して、売上を上げたいという方はぜひご相談ください。
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また、テレアポで成果を出して売上を伸ばしたい方は、こちらの記事もおすすめです。
【テレアポ編】売れる営業マンが実践する相手に切られない5つのコツ
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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