テレアポ営業者必見!パターン別のクロージングスクリプト例
テレアポのクロージングが上手くいかなくて、なかなかアポイントが取れないという方も多いと思います。
そこで、本記事ではそのようなお悩みを持つ方に向けてBtoC、BtoBのパターンに分けたクロージングのスクリプトをご紹介します。
Contents
BtoCのテレアポのクロージング例とは
BtoCは一般企業ではなく一般消費者への架電ですので、丁寧さよりも親近感を心がけることでアポイントを取りやすくなる傾向があります。
では具体的にBtoC向けのテレアポのクロージングの例にはどのようなものがあるのでしょうか。
クロージングのスクリプト
「もちろん! このお電話口だけで、どうのこうのというのは 難しいかと思いますので!」
「実際にどのような仕様になっているのかを簡単な事例を用いてご紹介させていただきたいと
考えていたのですが、 」
「一応、来週の火曜水曜もそちらの地域にお伺いする予定もあったのですが
さすがに少し急かな〜と思いましたので 」
「例えばなんですが、ちょうど来週の木曜金曜と近くにお伺いする予定がございましたので
木曜もしくは金曜の午前あたりなどご都合いかがでしょうか? 」
ポイント
BtoCの場合、BtoBと比べると感情表現が豊かな方が話を聞いてもらいやすいので、「!」や緩急をつけながら進めるのがおすすめです。
また、「もちろん」「どうのこうの」「簡単な」「さすがに少し急かな~」のように少しかみ砕いた表現は、相手との距離感が縮まりやすいでしょう。
BtoCの営業先にテレアポをするときはこれらのことを意識してみてください。
BtoBのテレアポのクロージング例とは
BtoBは一般企業向けとなっているので、落ち着いた口調の方がより担当者に繋がりやすい傾向があります。
また、落ち着いて話すことで、あたかも既存顧客のように受け取ってもらえることあり、自然とアポイントに繋がる機会も多くなります。
クロージングのスクリプト
「このお電話口だけで、判断できないことも多いかと思いますので、」
「実際にどのような仕様になっているのかというのを同業他社様で実際に導入したときの事例を用いてご紹介させていただきたいと、考えていたのですが、 」
「今週ですとちょうど、来週再来週そちらのご地域に伺う予定がございましたので」
「例えばなのですが、来週の〇曜日もしくは、〇曜日の午後などは ご都合いかがでしょうか?」
ポイント
さきほどのBtoCと比べると「!」が無いので、落ち着いた丁寧な口調になっています。
また、BtoBの場合、実際に導入している同業企業の様子も気にすることが多いので、「事例」という言葉を使うと相手の興味を掴みやすくなります。
続いてはBtoBで多い資料送付をお願いされたパターンのテレアポのクロージングをご紹介していきます。
BtoBで資料送付をお願いされた場合のクロージングのスクリプト
相手先「資料送付をお願いします」
営業マン「ありがとうございます! 弊社の商品についての概要は弊社のHPに記載されているものと同じものでよろしければ、お送りさせていただいております 」
「ただ、過去の導入実績や同業他社様の事例に関してはインターネットで公開をしているご案内よりも、より詳細に弊社の担当者からご紹介をさせてもらっています」
「正直に申し上げて、概要のみの資料ですと導入後のイメージが付きづらいかと思いますので、 ちょうど、今週の〇~〇曜日でしたら、お近くに伺う用事が御座いましたので、」
「一度過去の事例を用いてご紹介させていただければ、と考えていたのですが、 ご都合いかがでしょうか?」
ポイント
資料送付をお願いされたとしても相手が少し興味を湧いている様子ならアポイントに繋げていくのがおすすめです。
資料送付よりも実際に会った方が相手にとってもメリットがあるということを相手に伝えた上で、アポイントのクロージングに移りましょう。
テレアポのクロージングに持っていくまでに相手に電話を切られないようにするコツも知りたい方はこちらもご一読ください。
#20 【テレアポ編】売れる営業マンが実践する相手に切られない5つのコツ
各企業に合わせたテレアポのクロージング例を活用しよう
ここまで、パターン別のテレアポのクロージング例について解説してきました。
こうしたスクリプトをパターン別に使い分けることで、営業効率のアップが期待できます。
一方、自社ではなかなか裁量権を持った担当者とのアポイントが取れないとき場合は、営業支援サービスなど、テレアポ以外の方法を模索するのもひとつの手です。
そして、カタセルでは成果報酬型の「キーマンを狙ったトップダウン型のアプローチ」で取締役や部長といった決裁権を持った担当者との商談やアポイント獲得を支援しています。
こうした営業手法にご興味のある方に向けてお役立ち資料をご用意いたしましたので、ぜひご一読ください。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。