営業代行アウトソーシングとは何か?簡単わかりやすく解説
日本の市場は成熟していて競争が激しいため、新規顧客獲得は簡単ではありません。
そこで役立つのが営業代行サービスです。
新しい顧客を開拓したり販路を見つけたりするのをサポートしてくれるサービスです。
これから起業する人や自分の事業所の販路を広げたいと考えている人にはおすすめのサービスとなっています。
営業代行を利用することによって、一気に会社の営業力を強化することが出来ます。
このサービスを利用するメリットや利用の流れを解説していきます。
Contents
営業代行とは何をするのか
具体的に営業代行とは何をするのか確認しておきましょう。
営業代行とはクライアント企業の商品や、サービスといったプロダクトを売るエキスパートです。
プロダクトに合わせて、どのような営業をしたら一番効果が出るかを考えて実行してくれます。
営業方法を企画し、実際に販売するところまでを行ってくれるのです。
プロダクトを営業していく主な方法は下記の通りです。
★イベント
★テレマーケティング
★コンサルティング
プロダクトを紹介するイベントを企画することがあります。
同じ業種の展示会を利用したり、プロダクトを体験してもらうセミナーを開いたりします。
テレマーケティングを実行する場合もあります。
見込み客へ直接電話をしたり、商談を取り付けるために企業へ電話をしたりします。
営業を実際に行うだけではなく、コンサルティングをしてくれる営業代行業者もいます。
自分たちの営業ノウハウをクライアント企業の営業部門へ教えてくれるのです。
営業代行を利用する利点は何?
営業代行を利用する利点は2つあります。
★スピーディーな営業
★新たな販路開拓
それぞれの利点について説明していきます。
スピーディーな営業
新たに起業するときには、自社に営業のエキスパートがいないかもしれません。
小さな事業所であれば営業力が弱いということもあります。
そんなときに営業のプロにプロダクトの販売や販路開拓を任せることによって、スピーディーな営業をしていけます。
自分たちで営業をしようとすると、人材の育成のために研修をしなくてはならず時間とコストがかかります。
その点を考えるなら、営業をプロに外注した方が時間とコストを節約できます。
新たな販路開拓
営業代行業者は独自の販路を持っています。
今までに営業一本で仕事をしてきたわけですから、様々な業種や地域にコネクションを持っているのです。
営業代行業者へ依頼するなら、自分たちでは到底アクセスできないようなところへ販路を拡大してもらえます。
一般の営業社員では入り込めない業界や企業へ営業をしていけるのです。
営業派遣と営業代行の違いをチェック
営業派遣と営業代行は言葉が似ているため、同じようなサービスだと思われがちです。
二つのサービスにはどのような違いがあるのでしょうか。
営業派遣について
営業派遣は、営業が出来る人や営業業務がしたい人をクライアント企業へ派遣します。
派遣された人はクライアント企業の営業部門の中で働いていきます。
その人材が営業のエキスパートであるかどうかは保障されていません。
営業代行について
営業代行は営業業務自体を業者へ委託します。
業者が営業の業務全体をクライアント企業に代わって行っていきます。
営業代行業者の社員がクライアント企業へ出社して働くと言ったことはほとんどありません。
つまり、人材を派遣する営業派遣と、営業業務を外部委託する営業代行と考えることが出来ます。
営業代行へ依頼する場合の注意点
営業代行へ依頼するときには二つの注意点があります。
★中長期の視点が必要
★よくコミュニケーションを取る
営業代行を利用する際には、中長期の視点で成果を見ていかなければなりません。
短期的な視点で結果を見るとがっかりすることがあります。
営業の本当の成果が出てくるまでには時間がかかることがあるからです。
実際に営業をする社員たちは高いスキルを持っており、すぐにある程度の成果を出します。
しかし、その短期的な成果だけで満足して契約を打ち切ると、すぐに元の状態へ戻ってしまいます。
新たに開拓された販路が軌道に乗るまで営業代行業者へ依頼し続けないと、あっという間に新しい販路が消えてしまうことがあるので注意してください。
営業代行業者とよくコミュニケーションを取ることも大切です。
業務を外部委託しますし、業者の社員が定期的にクライアント企業へ出社してくるわけではないので、実際の業務内容を把握するのが難しくなります。
営業代行業者が何をしているのかよく分からないといったことが起きえるのです。
そうなると不信感が出てくるので、定期的にコミュニケーションをとってください。
定例の報告会をネット会議などのシステムを使って行えるでしょう。
営業代行へ仕事を依頼する流れを確認
営業代行へ仕事を依頼する流れを確認しておきます。
最初に行われるのは現状を業者が把握することです。
どんなプロダクトを販売したいのか、そのプロダクトにはどのような特徴があるのかを確認します。
プロダクトを効果的に営業できるマーケットはどこかも分析します。
それから営業の目標設定をしていきます。
目標を達成するための方法や期間、そして営業の方向性などを決めます。
このときに営業の業務自体を業者へ丸投げするのか、一部を自社でも行えるのかを話し合うことも出来ます。
営業業務のどこまでを委託するのかきちんと決めてください。
境界線が曖昧だと後から問題が発生します。
ある程度営業のプロセスが決まってきたら、プロダクトに関する講習会を行えます。
代行業者の営業マンがプロダクトに関する知識を得るための講習会です。
業者はこの知識に基づいて営業トークなどを決めていきます。
最後に、実際の営業を行っていきます。
人気の営業代行サービスの特徴まとめ
人気の営業代行サービスには、どのような特徴があるのでしょうか。
営業業務をただ単にこなしていくだけではなく、クライアント企業の人材育成も行ってくれる業者が人気です。
スキルやノウハウを自社の社員へ教えてくれるため、営業代行業者との契約が終わった後も効果的な営業を続けていけます。
すでに営業部門のある会社であれば、どのようにもっと効率の良い営業が出来るかをコンサルティングしてくれる業者もあります。
人材育成にも力を入れている営業代行サービスは長期的なメリットがあります。
起業したばかりの会社をサポートするのを得意としている業者も人気です。
新しい事業を立ち上げるときや、新規の販路開拓をするときに頼りになる営業代行サービスです。
テレマーケティングや代理店サービスで一気に営業を行ってくれます。
新規事業が少しでも早く軌道に乗るようなサポートをしてくれます。
営業代行はこれから起業する人や、今の営業部門をてこ入れしたい人におすすめのサービスです。
自社の営業業務をプロに依頼することによって素早く販路を開拓し、売り上げを伸ばしていくことが可能です。
営業代行はイベントを企画したり、テレマーケティングをしたりしてプロダクトを販売してくれます。
自前で効果的な営業が出来るようにコンサルティングをしてくれる業者もいます。
覚えておきたいのは、営業代行業者に依頼して成果がすぐに出ても、ある程度の期間継続して依頼することです。
そうしないとせっかくの新規顧客から解約が出たりクレームが出たりして、すぐに元の状態に戻ってしまいます。
上手に営業代行サービスを活用して事業を軌道に乗せていきましょう。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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