リファラル営業とは?おすすめサイトや紹介営業の仕組みと副業方法をご紹介
Contents
リファラル営業とは?おすすめサイトや紹介営業の仕組みと副業方法をご紹介
営業手法のひとつであるリファラル営業。紹介営業とも呼ばれ、企業は紹介によって見込み顧客を獲得することで、より可能性の高い顧客と商談ができ、成約をとりやすくなります。リファラル営業は、企業にメリットのある手法ですが、営業マンの副業としても注目されています。
本記事では、リファラル営業とは何かとともに、リファラル営業を副業にする方法や活用したいおすすめサイトなどを紹介していきます。営業スキルや人脈を活用してサイドビジネスを始めたい営業パーソンをぜひチェックしてみましょう。
リファラル営業とは
リファラルには、「参照、紹介、委託、差し向けられた人」という意味があります。リファラル営業という用語では、紹介という意味が使われ、紹介営業と言い換えることができます。名前の通り、紹介を活用した営業手法で、人からの紹介で見込み顧客を獲得する営業です。
通常の営業活動は、企業が顧客リストを作成し、リストを参考にアポイントを取り、商談を経て成約という流れがあります。ただアポイントがとれなかったり、アポイントがとれたとしても成約寸前で頓挫したりするなど、効率の良い営業は難しくなっています。
リファラル営業では、ある営業マンが自社の商品・サービスに興味を持った人を見つけ、企業とマッチングさせることで、より確度の高い顧客にアプローチできるようになります。営業効率を高めようと、リファラル営業を活用する企業が増えています。
リファラル営業の仕組み
「見込み顧客はどのように獲得するの?」「見込み顧客を獲得してくれる営業マンとはどう出会うの?」などの疑問があるでしょう。疑問を解決しながら、リファラル営業の仕組みを説明していきます。
リファラル営業では、まず企業がリファラル営業プラットフォームやクラウドソーシングサイトに、依頼内容を掲載します。企業の営業マンや営業フリーランスが掲載された依頼内容を見つけて受注します。受注した営業マンが独自に営業を行い、商品・サービスに興味を持った見込み顧客を発見し企業に紹介して、リファラル営業は完了です。
あくまで見込み顧客の発見・紹介までがリファラル営業なので、実際の商談を企業が行います。顧客リサーチやニーズの分析、アポイントなどを任せられ、営業効率がアップし、商談に集中することができます。
リファラル営業は副業にもおすすめ
リファラル営業は、企業の営業効率アップで語られることが多いですが、営業マンにとっては、副業のチャンスが隠されています。営業スキルや接客スキルといった営業マン特有のスキルを活かして、副業として成功できる可能性があります。なぜリファラル営業が副業におすすめか、4つの理由をご紹介していきます。
営業スキルを活かして稼げる
営業マンには、提案力やヒアリング力、コミュニケーション力などさまざまなスキルを身に付けています。日々企業目標のために、営業スキルを活かして、アポイントをとったり、契約を勝ち取ったりしています。
見込み顧客を探す、顧客に商品・サービスを紹介するという点では、リファラル営業を普段も行っていると言えます。そのため、営業職として働きながら、営業スキルを活かして、リファラル営業を副業にすることができます。
企業の営業活動には、成果ひとつひとつに報酬を得ることは難しいですが、リファラル営業であれば、ひとつの紹介がそのまま報酬につながります。営業マンの副業として稼ぎやすい方法のひとつなのです。
人脈を活かしてサイドビジネスに
営業職に従事していると、懇意にしている取引先や顧客などの人脈が広がっていきます。リファラル営業では、紹介する見込み顧客が必要になるので、営業で培った人脈を活かすことができます。
リファラル営業の依頼に応じて、人脈のなかから見込み顧客を発見・紹介することで、報酬を得られます。職種によって、人脈の幅に違いがありますが、営業範囲の広い営業マンであれば、本業収入を超えられるでしょう。
スキルアップを実現できる
営業職としてのスキルをさらに上げたいという場合にも、リファラル営業が副業におすすめです。本業とは異なる商材の営業にチャレンジしたり、得意分野の営業スキルを突き詰めていったりするなど、より多くの営業に関わってスキルアップを実現します。
副業として、報酬が発生するので、モチベーションの維持もしやすいです。営業の成果を報酬で実感できるので、スキルアップしている感覚も得られます。もし報酬が本業を超え、スキルに自信が持てたならば、独立という選択肢も見えてくれるかもしれません。副業で収入を得ながら、スキルアップ・キャリア実現を目指すことができます。
企業の人材不足が深刻になっている
人事向けの情報サイト「人事のミカタ」が2018年11月から12月にかけて行った「企業の人材不足実態調査」によると、「人手が不足している部門がありますか」という問いに対して、762社のうち89%があると回答しています。「人手が不足している業種は何ですか」という質問では、営業職が35%で、2番目に高かった技術系18%に大きく差を付けています。
退職による欠員が埋められていない、中途採用で人材が獲得できなかった、新卒で人員確保できなかったなどの理由があり、企業の営業人材の不足を深刻です。
営業人材が少なければ、営業に時間や人員を割くことができず、営業の効率を求めることが多いでしょう。そこで、リファラル営業には営業の効率化という面で需要が予想されます。リファラル営業が営業手法として定着すれば、依頼を受けやすくなり、長く稼ぐことができるでしょう。リファラル営業で人材採用代行をするなど、営業の幅も広がります。
リファラル営業を副業にする方法
リファラル営業には、営業マンが稼げるチャンスがあり、今後も需要が広がると予想されます。実際にリファラル営業を副業にするには、どのような方法があるのでしょうか。リファラル営業を副業にする方法をいくつか紹介していきます。
リファラル営業プラットフォームを利用する
リファラル営業を始めるためのツールとして、リファラル営業プラットフォームがあります。リファラル営業プラットフォームには、さまざまな業界の商品・サービスが商材として掲載されています。副業を始めたい営業マンやフリーランスと人材不足に悩む企業、新規顧客を開拓したい企業をマッチングするサイトで、リファラル営業を始める際にまず検討したい方法です。
リファラル営業プラットフォームは使い方も簡単になっています。まずサイトに会員登録を行い、業種や商材ランキングなどを参考に紹介したい商材を探します。実際の商材を取引先や知人に紹介し、見込み顧客を発見しましょう。無事に見込み顧客を見つけ企業に紹介したら、報酬を受け取ることができます。
商材情報が多くあり、システム上で企業とマッチング、報酬の受け取りができるので、初心者でも始めやすいです。まずリファラル営業プラットフォームに登録することから始めてみましょう。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトは、不特定多数の個人に発注できるサービスです。リファラル営業プラットフォームと同じく、多くの企業が依頼を掲載し、それを見た登録者が受注し、業務をアウトソーシングするという仕組みになっています。
クラウドソーシングサイトでは、企業から発注されることもあります。依頼を見つけて受注実績を積んでいくと、企業に見つけてもらいやすくなり、企業側から商品・サービスを紹介してほしいと依頼されます。もちろん自分で依頼を探して、受注することもできます。
営業マンが時間を見つけてお金を稼ぐというよりも、スキルアップや独立を目指した本格的な副業をしたい営業マンにおすすめです。リファラル営業以外の依頼も多数あるので、リファラル営業と並行して、営業スキルを幅広く活かしたい場合にも役立ちます。
リファラル営業におすすめのサイト3選
リファラル営業を行う方法のひとつに、リファラル営業プラットフォームを紹介しました。いくつかサイトがあるので、どれが良いか迷ってしまう営業マンもいらっしゃるでしょう。特におすすめしたいサイトを3つご紹介していきます。
サイドビズ
サイドビズは、営業職の副業や営業フリーランスを支援するリファラル営業プラットフォームです。リファラル営業プラットフォームの先駆け的存在で、業界最大級のサイトとして支持されています。
サイドビズの特徴は、豊富な検索条件です。紹介できる部署、紹介できる業種、紹介できるエリアをそれぞれ指定することで、自分にぴったりの紹介案件を見つけることができます。「紹介しやすい」「営業経験を活かせる」といった案件の特徴、アポイントやリストなどの報酬形態、報酬額も検索条件に追加でき、キーワード検索も可能です。
他にも、新着情報や商材ランキング、初心者におすすめの案件もまとめられているので、幅広い案件のなかから紹介できそうな案件も見つけやすく、副業収入を得やすいです。
セールスハブ
セールスハブでは、企業のアポイントを支援するプラットフォームです。副業をする営業マンは、企業と知り合いをつなぐサポーターとしてリファラル営業に取り組みます。リファラル営業をするには、紹介できそうな案件を探して、「ご紹介できるかも」ボタンで企業と連絡をとります。
実際に依頼されたら、企業と事前打合せを行い、事前打合せを参考に知り合いに紹介を行いましょう。企業と知り合いの間に立って、アポイントをセッティングして完了です。セールスハブを通じて、協力金が支払われます。
セールスハブでは、スタッフによるチャットサポートを行っています。利用方法についての質問やおすすめ案件などを気軽に聞くことができます。はじめてセールスハブを利用し、リファラル営業に取り組む営業マンも安心して使えます。
シェアーズマーケット
シェアーズマーケットは、法人向けから個人向けまで幅広い商材を掲載しています。企業と知り合いの間にエージェントとして立ち、リファラル営業を行います。気になった掲載情報に紹介申し込みをし、承認されるとリファラル営業に移ることができます。見込み顧客と企業のアポイントを実現することで報酬を受け取れます。
シェアーズマーケットの掲載情報の検索には、報酬に関する条件が豊富です。報酬条件には、アポイントのみ・資料請求、問い合わせ・アンケート、ヒアリングシート記入などがあり、取り組みやすい案件を見つけやすくなっています。報酬タイプの項目は、一回払い、継続払いなどを選ぶことができ、どのように報酬をもらいたいかでも案件を絞れます。
サイト内には、ビギナー向け、在宅ワーク向けなどの商品特集記事があるので、どの案件が向いているかわからないときは参考にしてみましょう。
リファラル営業を副業するためにおさえておきたい注意点
リファラル営業は、営業スキルを活かすことができるおすすめの副業ですが、いくつかの注意点もあります。副業である以上本業と両立は欠かせませんし、本業に影響を与える可能性のある案件はリスクがあるでしょう。3つの注意点をしっかりおさえて、リファラル営業に始めましょう。
本業と両立できるかを重視する
リファラル営業を副業にする場合は、本業と両立できるかを重視して案件を選びましょう。普段の営業活動でも、資料の作成やテレアポ、商談などをこなし、顧客のもとに移動し、営業報告を書くといった業務を行っているはずです。本業にプラスして、リファラル営業でさらに仕事が増えるので、体調管理やスケジュール管理をする必要があります。
リファラル営業は、営業職が取り組みやすい仕事だからといって、簡単な仕事ではありません。企業との事前打合せや知り合いへの紹介、企業と知り合いのアポイント日程調整が必要で、時間と労力が必要です。無理に案件を詰め込んでしまって、本業がおろそかになったり、リファラル営業に時間をつくれなかったりすれば、どちらの営業も成果を出すことができないでしょう。本業と副業を両立できる案件選びやスケジュール管理が不可欠です。
競合他社の案件は避ける
リファラル営業を副業にすると、他社に見込み顧客を紹介することになります。もし競合している企業であれば、戦うべき相手に塩を送ることになってしまいます。1件のリファラル営業でも売上をつくるきっかけになり、本業の会社が後手を踏むかもしれません。上司に知れたら、然るべき処置や指導を受けることになるでしょう。競合他社の案件を避けて、自分のスキルを活かせる案件に取り組みましょう。
紹介者としての責任を忘れてはいけない
リファラル営業が副業だとしても、仕事であることに変わりはありません。企業の依頼に対して、紹介者としての責任があることを忘れないようにしましょう。企業の商品・サービスをしっかりと知り、業界の状況をリサーチするなど、リファラル営業を実現するための努力が必要です。
まとめ
リファラル営業は、紹介によって見込み顧客を獲得する営業手法で、営業職の副業に適しています。営業スキルを活かせること、人脈を活用できること、スキルアップの実現、企業の人材不足による需要など、副業にする上で多くのメリットがあります。
実際に副業として取り組む場合には、リファラル営業プラットフォームの利用がおすすめです。案件を探しやすく、初心者でもリファラル営業に取り組むことができます。おすすめのサイト3選や注意点を参考にして、リファラル営業を副業にしてみましょう。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
・LISKUL
大手企業とのアポ獲得なら「カタセル」!継続率87.5%の営業代行とは?
https://liskul.com/katasel-34173
・SalesZine
Sales Tech時代も「手紙」が最強の営業ツールなワケ
・SAIRU NOTE
セールスフォースも実践!大手企業とのアポイントを量産するCXO向け手紙施策のノウハウ詳細解説
https://sairu.co.jp/doernote/0160
◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。