アイスブレイクのコツを徹底解説

会社の研修などでアイスブレイクという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
アイスブレイクについて知っていると、ビジネスのあらゆる場面で成功することができます。
会社で会議をするときや外に出て営業をするときにアイスブレイクについての知識が役立ちます。
今回はアイスブレイクの目的や、コツについて解説していきます。
具体的にどんなメリットがあるのかも説明していきますので参考にしてください。
Contents
アイスブレイクとは何なのか

アイスブレイクとは簡単に言うと初対面の人との緊張をほぐすことです。
初めて会った人とは最初に会話がぎこちなくなりがちですが、その雰囲気を和らげることをアイスブレイクと言います。
会議や営業で初めてであった人たちと打ち解けると話が弾みますし、スムーズな意見交換がしやすくなります。
ビジネスに役立つことからアイスブレイクが今注目されています。
アイスブレイクの目的が知りたい

アイスブレイクがどうしてそこまで大切なのでしょうか。
最初に知っておきたいアイスブレイクの目的について考えてみましょう。
世の中では一般的に、営業はまずアイスブレイクから始まるといわれることがあります。
しかし、アイスブレイクをすることは簡単ではありませんし、人見知りの人であればなおさら努力が必要です。
なぜこの営業手法をする必要があるのでしょうか。
人によっては、営業の目的は自社の製品やサービスを契約してもらうことなので、営業でアイスブレイクが必須なら契約にアイスブレイクが必須だと考えるかもしれません。
ただ、アイスブレイクをしっかりしたうえで契約に繋がる場合と、アイスブレイクを一切しないで契約に繋がることがあります。
つまり、この手法は必ずしも毎回必要なのではありません。
無理にアイスブレイクをすることで気まずい時間を過ごすこともあるため、単刀直入に商談を始めたほうが良い場合もあるのです。
結論としては、アイスブレイクは万能なスキルではなく、ケースバイケースで使った方が良いと言うことです。
時と場合、またはターゲットや相手にする層によって使っていくと良いでしょう。
なぜなら、この営業手法の目的は、アイスブレイクをすることで自社の製品やサービスへの理解が進んで契約ができる確率が高まると言うことです。
もう少し噛み砕いて説明すると、アイスブレイクをすることで、相手の本音や真の課題を引き出すことができてフランクな会話ができるということなのです。
相手からの反論があっても、アイスブレイクさえしていれば物怖じせずに正直に回答できるようになります。
その状態にすることができれば、アイスブレイクの目的を達成していると言えるでしょう。
アイスブレイクのメリットをチェックしよう
アイスブレイクには主に3つのメリットがあります。
★リラックスできる
★話が弾む
★議論が進む
それぞれのメリットについて解説します。
リラックスできる
アイスブレイクをすることでリラックスでき、会議や商談の場が緊張しません。
緊張していると表面的な話しかできませんし、事務的な発言しかできなくなります。
そうなると会議の内容は面白みがなくなり、商談では相手が簡単に話を打ち切りやすくなってしまいます。
アイスブレイクをしておくと会議の内容は建設的になって、商談も続けやすくなります。
話が弾む
アイスブレイクの別のメリットは話が弾むことです。
初めての人とも雑談ができるので、相手の本音を知ることができます。
雑談の間に、ふと相手が自分の意見をぽろっと言うことがあります。
アイスブレイクをしていれば、相手の人が本当に考えていることを知り、深いコミュニケーションが取れます。
議論が進む
会議や商談では、年齢や育った背景が違った人と話をしていかなければなりません。
ビジネスの場は国際化が進んでおり、言語や文化が違った人たちとも話していく必要があります。
そんなときにアイスブレイクをするなら相互理解が進み、議論が進んでいきます。
相互理解が進むと言うことは信頼関係ができるということなので、より率直な意見を交換しやすくなっていくのです。
緊張感のある中よりリラックスした場の方が意見が言いやすいのは万国共通です。
アイスブレイクのコツを紹介
どのようにアイスブレイクをしたら良いのかコツを紹介していきます。
営業に慣れている人であればその場の雰囲気で臨機応変に対応できると思いますが、初対面の相手の雰囲気をその場で読み取って、何が好きそうかを予測しながら会話を始めるのは簡単ではありません。
相手と話が膨らむ内容をドンピシャでアイスブレイクとして話すのは難易度が高いものです。
仮によかれと思って話したテーマが、相手の関心から外れていると非常に気まずい状況に陥ってしまうことがあります。
そこで初めてアイスブレイクを実践するときには、仕事に関する内容から話していくのが無難です。
ビジネスの現場というのは、共通の趣味を通して会っているわけでもなく、共通の友人を通し会っているわけでもないからです。
あくまでも合っている目的は仕事です。
仕事に関係したテーマでアイスブレイクするにはどうしたら良いでしょうか。
事前に情報収集をしてその企業の最新の情報などを拾ったうえでアイスブレイクに用いるようにしてください。
あるいは、新聞やメディアの記事を印刷してその場に持参することもできます。
そうすれば事前にしっかり相手企業について調べていることが伝わるので好印象が得られます。
ただ、情報が豊富な企業ばかりではないと思います。
事前に情報収集をしてアイスブレイクに使えそうなネタが見つからない場合は、2つのポイントに的を絞ってアイスブレイクしましょう。
★相手の名刺
★自社の提供サービス
相手の名刺情報か自社のサービスと絡めた内容を選んでください。
例えば、相手の名刺情報に代表とあった場合は、会社設立の経緯などについて質問してみることが出来ます。
マーケティング部などあれば、どういった形で普段マーケティングしているのですか,と尋ねられるでしょう。
名刺情報をアイスブレイクに使わずに、自社サービスと絡めた内容にする場合はどうしたら良いでしょうか。
例えばマーケティングのサービスの提案の場合、最近マーケティング面でいろいろ力を入れている分野は何ですかと質問できます。
その後、結構うちみたいな会社のお話って聞きますか、と聞いてさりげなく自社サービスの話をできるようにしてみてください。
このように仕事の話題で、なおかつ外さない内容を自分の中で決めておくことができます。
仕事関係のテーマを毎回使いながら話をするようにしていくことで、アイスブレイクが自然な形でできていきます。
もし、アイスブレイクが盛り上がらない場合は、即座に提案にうつるといった臨機応変の対応が有効と言うことも覚えておいてください。
アイスブレイクとは、初めて会う人との緊張した雰囲気を解消するスキルです。
ただしどんな場面でも万能なスキルといった訳ではなく、時と場合によっては上手くいかないこともあります。
そんなときは、すぐに本題に入ってビジネストークをするようにしましょう。
しかし、ほとんどの場合にはアイスブレイクは有効なので、身につけておくようにすると良いスキルです。
アイスブレイクのコツは、仕事に関係したテーマで雑談をすることです。
相手の名刺情報を参考にしたり、自社の提供サービスを話題にしたりしてみてください。
ここで提案した質問を試して、徐々に自分のアイスブレイクの方法を確立していきましょう。

・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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