自社営業の育成vs営業代行。互いのメリットと切替のタイミングとは
「自社での営業育成に注力すべきか」「それとも営業をアウトソースすべきか…」
このように悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事は、自社での営業育成か営業代行に依頼するか、それぞれのメリットについて解説していきます。
Contents
自社での営業育成のメリット
- 自社製品やサービスの理解と愛着を持つことが可能
- コストがかからない
- 社員間のコミュニケーションが活発に
- 自社の永続的な発展に繋がる
自社で営業を育成することのメリットとしては以上のようなことが挙げられます。
ここでは、それぞれの内容を具体的に解説していきます。
自社製品やサービスの理解と愛着を持つことが可能
営業人材を育成する過程で、上司から部下へこれまで培ってきた営業テクニックに基づいた教育・研修を行うことで、自社が大事にしてきた理念を継承することができます。
コストがかからない
育成のためのコストはかかるものの、成功すれば営業を外注するために捻出するコストを他の事業に回すことができるようになります。
社員間のコミュニケーションが活発に
自社の社員同士でフィードバックや情報の共有、意見の出し合いなどを行うことで、お互いの営業手法や考え方をすり合わせることができます。
また優秀な営業パーソンやリーダーを担う人がいれば自社での営業研修で部下の能力向上を期待することができます。
自社の永続的な発展に繋がる
自社で営業育成を行うことで社内の役員や上司などが講師となり、ゆくゆくはその営業担当が部下に指導していくといったように、育成フローを仕組み化することができれば、永続的に営業を自社で回していくことが可能になります。
営業代行に任せるメリットと任せるタイミング
次に営業代行に任せるメリットと、依頼するタイミングについて解説します。
- 営業のプロフェッショナルの技術を買うことができる
- 機会損失を回避
- 自社にはないスキルに触れられる
- 将来的なリーダーを効率良く育成できる
営業代行に任せるメリットとして以上のようなことが挙げられます。
それでは詳しく見ていきましょう。
営業のプロフェッショナルな技術を買うことができる
営業代行はその技術に特化したプロのサービスを提供していることから、安定した質とスピードが期待できます。
また、営業のプロの力を上手く活用することで自社の課題解決にいち早く施策を練ることができ、業務改善にも繋がるでしょう。
機会損失を回避
営業代行に任せることで、これまで育成にかけていた時間を他の業務に回すことができるようになり、結果として機会損失の回避に繋がります。
自社にはないスキルに触れられる
自社の社員のみで営業改善を行おうとすると、何から手を付ければ良いのか分からず、課題を見つめ直すのに時間がかかる場合があります。
一方で、営業代行の場合だと第三者として客観視できるため、今までにない課題解決の提案や取り扱っていなかったスキルを新たに吸収できるなど自社にはない営業に触れられます。
将来的なリーダーを効率良く育成できる
自社内に営業のリーダーとなる人やビジネスマナーなどのノウハウ自体がない場合でも、営業代行であれば特化した技術で効率的に営業技術を身に付けさせることができるので将来的な人材育成も可能にします。
営業代行に任せるタイミング
- 案件が落ち着く前
- 見込み客がいない場合
- 新規事業を立ち上げるとき
- 人手不足のとき
営業代行に依頼する場合、そのタイミングには十分に注意しましょう。具体的には、上記のポイントを目安にすることが好ましいです。
継続的に顧客の信頼に応えながら事業を成長させるためには、一定的な案件獲得が必要です。
例えば案件が落ち着いてから動くのでは遅いですし、忙しいときこそ効率良く営業をしていく必要があります。
また、営業のプロの技術によって自社製品に対する見込み顧客を顕在化させることができます。
新規事業の初期段階では大規模な営業組織を自社で抱えるのはリスクが高いといった声も多く、このようなタイミングで営業代行に任せる企業が多くなっています。
自社の理念と歩むか営業代行のプロ技術に任せるか
ここまで自社での営業育成か営業代行に依頼するか、それぞれのメリットについて解説してきました。
新規事業立ち上げや新製品リリースの際など、スピーディなアクションが要求され、自社の営業リソースに限界を感じる場合は、営業代行について検討してみましょう。
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営業のクロージングについて気になる方は別の記事で解説していますので、こちらも併せてお読みください。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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