営業効率を高めてくれるSFAシステム。導入にかかるその費用とは
SFAの導入にあたり、「どのくらいのコストがかかるのか」と疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
導入・運用コストはベンダーによっても異なるので、一般的な相場はわかりづらいものです。
そこで今回の記事では、SFAを販売している各社を比較しつつ、導入する際にはどのくらいのコストがかかるのかをご紹介します。
Contents
SFAを導入するときの費用とは
SFAの導入にかかるコストは1ユーザー当たりの料金や初期費用、最低契約期間によって大きく異なってきます。
本記事ではSFAを導入するときのコストを、「最大手のSFA」「一般的なSFA」「リーズナブルなSFA」の3つに分けて比較します。
業界最大手のSalesForce sales Cloudの導入費用とは
SFAでの業界最大手と言われているSalesForce sales Cloudですが、他のSFAと比較して高コストな印象です。
SalesForce sales Cloudの価格はSFAでも上限価格という位置づけになっており、一番標準的なコースで1ユーザー18,000円となっています。
ただし、SalesForce sales Cloudは初期費用が0円だったり、5人以下の簡単なコースが3,000円だったりと、人数やコースによっては導入するときのコストも抑えられるケースもあります。
今回は一番標準的なコースで30人の社員の会社で導入したと仮定した場合、かかる料金は以下のようになりました。
※ただし、SalesForce sales Cloudは原則1年契約となっているので、最低導入費用は月額料金×12か月分となっています。
初期費用 | 月額料金(30ユーザー) | 合計金額(最低導入費用) |
0円 | 540,000円 | 540,000円×12=6,480,000 |
もしSalesForce sales Cloudを通常のコースで導入すると大体このぐらいの料金になります。
一般的なSFAの導入費用とは
出典:e-sales.jp
一般的なSFAの場合、初期費用が0~5万円、月額料金も1ユーザあたり4,000~6,000円として捉えると良いでしょう。
例えば、国内ベンダーで一番のシェアを誇る「eセールスマネジャー Remix Cloud」だと初期費用は0円で、月額料金は6,000円~となっています。
今回は一番標準的なコースで30人の社員の会社で導入したと仮定した場合、かかる料金は以下のようになりました。
初期費用 | 月額料金(30ユーザー) | 合計金額(最低導入費用) |
0円 | 180,000円 | 180,000円 |
「eセールスマネジャー Remix Cloud」の場合、最低契約期間がないので、コストとしては安く抑えられますが、他の一般的なSFAだと最低契約期間を設定している所もあります。
SFA導入sの際は、最低契約期間についても確認することが重要です。
リーズナブルなSFAの導入費用とは
出典:ecrea.co.jp
リーズナブルなSFAの場合、初期費用は0円、月額料金も1ユーザーあたり1,000円~3,000円程度となっています。
リーズナブルなSFAは必要な機能だけを導入するタイプが多く、その分料金を下げられるという特徴があります。
リーズナブルなSFAで有名な「Ecrea」の場合、初期費用0円、月額料金1,000円~となっています。
今回は一番リーズナブルなコースで30人の社員の会社で導入したと仮定した場合、かかる料金は以下のようになりました。
初期費用 | 月額料金(30ユーザー) | 合計金額(最低導入費用) |
0円 | 30,000円 | 30,000円 |
他のSFAと比べるとコストを抑えることができますが、その分機能面は他のSFAと比べると必要最低限となっています。
SFA以外の営業支援システムの費用とは
商談数の向上やアポイントの質向上といった営業活動の質を上げたい方は、SFA以外の営業支援システムを導入して多角的に営業活動を強化してみるのもひとつの方法です。
カタセルの営業支援システムでは商談でのキーマン接触や役員や部長といった裁量権がある担当者との商談数を多くする支援をしているので、SFAでは補いにくい部分で営業活動の強化を図ることができます。
カタセルの「キーマンを狙ったトップダウン型のアプローチ」にご興味のある方に向けてお役立ち資料をご用意いたしましたので、ぜひご一読ください。
SFAの導入費用を比較しながら自社に合った営業支援システムを
ここまで、日本国内で提供されているSFAの導入費用を解説していきました。
各社によって発生する料金は大きく異なりますので、最終的な導入費用も異なってきます。
SFAのコストを把握して、「自社にはどのような機能が必要なのか」「営業のどの部分を強化したいのか」等、自社に足りないものを把握した上で見極めましょう。
各社のSFAの違いが知りたい方はこちらも併せてご一読ください。
SFAシステム最大手salesforceと競合7つを徹底比較
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。