営業代行サービスのコストパフォーマンスを図る基準とは
新規のサービスを始めようと考えていたり新しい事業へ参入しようとしたりするときに、営業が出来る人材の不足を痛感することがあります。
小さな規模の会社では限られた人材で業務を行っているため、営業のために新たな人材を確保する余裕はないと感じるかもしれません。
そんなときに役立つのが営業代行サービスです。
しかし、営業代行サービスのコストパフォーマンスは、本当に良いのか心配だという事業主の方がいます。
初めて営業代行を利用する方に参考になる情報をまとめました。
Contents
知っておきたい営業代行の報酬体系
営業代行サービスのコストパフォーマンスについて考える前に、サービスの報酬体系について知っておきましょう。
一般的な営業代行には4つの報酬体系があります。
★報酬が固定されている
★成果ごとの報酬
★成功に合わせた報酬
★複合型
毎月支払う報酬が固定されている報酬体系があります。
固定報酬の営業代行には営業業務に加えて、顧客情報の分析やマーケティングコンサルティングといったサービスが含まれています。
成果ごとに報酬を支払うタイプは、あらかじめ契約した成果に応じて支払いをしていきます。
例えば、テレアポのコール数や商談をセッティングした数などに応じて支払う形です。
成果報酬タイプに似ているのが成功報酬体系です。
この成功報酬体系はクライアント企業のプロダクトを売り上げたり、契約を取ったりした場合に支払われます。
ただ単に商談をセッティングしただけではなく、商談を成立させたときに報酬が発生します。
複合型は固定報酬と成果報酬が組み合わさったタイプです。
毎月一定額を支払いながら、成果に合わせて追加の報酬を支払っていきます。
コストパフォーマンスの良い営業代行の選び方
コストパフォーマンスの良い営業代行の選び方について説明します。
まずコストパフォーマンスが高いか低いかは、何によって決まるかを確認しておきましょう。
それは利益が出るかどうかです。
営業代行サービスを利用するには、それなりのコストがかかります。
しかし、かかったコスト以上の利益が出るならコストパフォーマンスが良いことになります。
利益が出れば出るほどコストパフォーマンスが高いと考えられます。
営業代行の業者を選ぶ際には、サービスの価格の安さだけではなく、利益が出やすいかどうかを優先して検討するようにしてください。
どんなに安いサービスを利用しても、利益が出なければコストパフォーマンスは低いことになります。
利益が出やすい営業代行業者は、自社のプロダクトと相性の良いところです。
プロダクトが出版関係なら、出版の営業に強い業者を選んでください。
システムメンテナンスのプロダクトを販売したいときには、システム関係を得意とする業者を選ぶべきです。
業者が何を得意にしているかを考えましょう。
さらに、自社の営業部門を強化していきたいときには、コンサルティングをしてくれる業者を選ぶとコストパフォーマンスが良くなります。
支払う報酬は高くなりますが、長期的に見て利益を出していけます。
自分の会社の社員が高い営業スキルを身につけられ、営業代行業者との契約が終わった後も会社に利益を出してくれるからです。
会社のニーズと業者の得意分野や提供サービスが合っているかを考えると、コストパフォーマンスの良い選び方が出来ます。
コストパフォーマンスが良いと評判の業者の特徴
コストパフォーマンスが良いと評判の業者には、どのような特徴があるでしょうか。
営業業務を丸ごとしてくれるのに、成果が出たときだけ支払いをすれば良い業者が人気です。
全国に営業が出来る人材を持っており、テレアポや訪問営業で効率的な営業をしていきます。
商談セッティングだけではなく、クロージングまで持って行ってくれる点も評判の良い業者の特徴です。
営業に加えて入金督促などもしてくれます。
テレアポが得意な業者でコストパフォーマンスが良いと評判なのは、固定費がかからない業者です。
月額費用だけではなく、トーク台本費用や成果報酬費用がかかりません。
テレアポのコール数に応じて費用が発生していくだけです。
サービス内容に応じて1コールあたりの単価が変わっていくため、最終的な費用が分かりやすく予算だてしやすくなっています。
例えば、300コールなら3万円、1000コールなら9万円といった具合に明瞭会計なのです。
費用対効果を悪くする業者の選び方ってあるの?
費用対効果を悪くする業者の選び方は、焦って決めることです。
焦って業者を決めると事前の準備も出来ませんし、複数の業者を比較することも出来ません。
これではコストパフォーマンスの悪い業者を選んでしまいます。
業者を選ぶときには、前もって自社と業者の相性などをよく考えてください。
どの業務を業者に委託するかも決めましょう。
テレアポだけを依頼するのか、商談創出までをお願いするのか決めます。
契約期間は3ヶ月にするのか1年にするのかなども決めておくと良いです。
困ったときには営業代行サービスを利用すべき理由
困ったときには営業代行サービスを利用すべき理由が幾つかあります。
本来の業務へ集中できる
営業業務を業者へ外部委託できるため、本来の業務に社員を集中させられます。
無理に社員を不得意な営業に回して、実際の業務の質が落ちてしまうと会社の利益に繋がりません。
営業で結果は思うように出ないですし、会社の業務に顧客からクレームが来る可能性があります。
結果として、会社の利益は落ちていくことでしょう。
コスト削減が出来る
営業代行業者を利用することで、営業社員育成のためのコストを削減できます。
社員に営業を教えるための時間やトレーニングコストを減らせるのです。
新たに営業のために社員を採用するコストもかかりません。
もし新人社員を採用したら、その人材のための人件費が発生してしまいます。
営業代行に依頼する際の注意点
営業代行に依頼する際の注意点も知っておきましょう。
外部へ営業業務を丸投げすると、いつまで経っても営業が出来る人材が育ちません。
それはそれと割り切るなら良いですが、自前の営業部門を立ち上げたいときには、コンサルティングもしてくれる営業代行業者を選んでください。
営業をしながらクライアント企業の社員に営業ノウハウを教えてくれます。
別の注意点は自社の情報が、他社へ漏れるリスクがあることです。
外部業者に自社プロダクトの特徴などを教えますから、ライバル企業へ情報が流れてしまう可能性があります。
リスク管理をするために、商談セッティングまでを業者へ委託し、プロダクトの詳しい説明をする商談自体は自分たちですることが出来ます。
どこまで業者へ情報を開示するかをあらかじめ決めておきましょう。
営業代行業者へ業務を依頼する際には、コストパフォーマンスを考える必要があります。
外部へ営業業務を委託する費用は決して安くはありません。
それでも委託費用以上に会社に利益がもたらされれば、コストパフォーマンスが良いと考えられます。
少しでもコストパフォーマンスを良くするためには、自社と相性の良い業者を選ぶことが必須です。
販売して欲しいサービスや商品の種類に応じて、どの業者へ依頼するか検討してください。
各営業代行業者の得意分野をリサーチし、自分たちのニーズに合うところを選ぶようにしていきましょう。
手厚いサービスをしてくれる業者や、明瞭会計を特徴にしている業者は評判が良いです。
事前の準備をきちんとしておくことで、コストパフォーマンスの良い営業代行を選んでください。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
・LISKUL
大手企業とのアポ獲得なら「カタセル」!継続率87.5%の営業代行とは?
https://liskul.com/katasel-34173
・SalesZine
Sales Tech時代も「手紙」が最強の営業ツールなワケ
・SAIRU NOTE
セールスフォースも実践!大手企業とのアポイントを量産するCXO向け手紙施策のノウハウ詳細解説
https://sairu.co.jp/doernote/0160
◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。