フリーランスの営業代行とは?メリットや報酬体系、案件獲得方法まで徹底解説
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フリーランスの営業代行とは?起業方法から案件獲得、報酬体系まで徹底解説
はじめに
どうしても商談数が社内で回らないことがありますよね。また、どうしても成約したい案件があり、商材に限らず成約のプロである営業代行に頼りたい場合があります。
そうした際に、すぐに頼ることができ、かつプロフェッショナルとして商材に限らずに対応できるのが、フリーランスの営業代行です。
では、フリーランスの営業代行にはどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか?
またフリーランスが営業代行の案件を獲得する場合にはどのようにすればよいでしょうか?
当記事では、この両面から徹底解説します。
そもそもフリーランスの営業代行とは
かつては企業が組織的に営業代行を請け負うことが多かったのですが、近年ではフリーランスの個人事業主が営業代行を請け負うことが増えました。
フリーランスの営業代行を行っている人の多くは、大企業の営業を経験し、結果を出してきた人が転身したケースが多く見受けられます。
成功した際の報酬を直接得ることができるという観点で大きなメリットが有るため、フリーランスとして営業代行を請け負うケースが増えてきています。
また、近年営業代行が増加しているのには、次のような時代背景があります。
高度成長期の日本社会は終身雇用が当然となっていました。
これはつまり、ある企業に就職して、問題さえ起きなければ60歳や65歳といった定年まで給料をもらい続けることができ、退職金も受け取ることができたということです。
しかし、バブルが崩壊し高度経済成長も終息していくと、大企業であっても終身雇用制度は徐々に崩壊を始め、現在では大企業であっても定年まで安定しているかどうか確実ではなくなってきています。
また、日本に進出する外資系企業もどんどん増加しており、外資系企業はもともとが成果重視で、成果に伴う給料が当然となっています。
こうした流れにともない、個人が安心して企業に依存して生きていく社会が終わり、いわゆる実力主義の時代が到来しました。
つまり、個人として成果を出し、報酬を受け取る事が前提の社会となったのです。
こうして、フリーランスとして成果を出し、その成果に対して直接報酬を得る、フリーランスの営業代行制度は増加してきました。
さて、次はフリーランスの営業代行として独立した場合のメリットと、反対に企業で営業を行い成果報酬をもらう際と比べてのデメリットをお伝えします。
フリーランスの営業代行のメリットとデメリット
フリーランスの営業代行として独立した場合のメリットは、以下のとおりです。
フリーランスの営業代行のメリット
✅成果に対しての報酬全てが自分のものになる(企業を介在しない)
従来型の企業に所属して行う営業の場合、営業で成約した場合の報酬は大半が企業のものとなります。そして、その成果の一部を成果報酬として受け取ることができる場合がほとんどでした。
しかし、フリーランスの営業代行の場合、個人として全ての報酬を受け取ることができます。
これは大きなメリットです。
✅決まりや縛りはほとんど無く、自分の力で営業を行える。
次のメリットは、従来型の企業に所属しての営業では、企業独自の決まりや営業の方法が予め決められていることが多く、独自の方法だけでやることはできなかったりしていました。
しかし、営業代行をフリーランスで行う場合には、全て自分で決めたルールに則り、顧客第一で提案をすることができるため、成約率も大きく上げることもできます。
また縛りもないため、自由度が高く、精神的にも楽です。
このメリットが得たくて、フリーランスの営業代行を実施する方もいます。
✅自分だけで難しい場合は、知り合いや力のある仲間とともに案件を進める事ができる。
次のメリットは、自分だけではできない難しい案件であっても、補うことで最高のパフォーマンスを出すことができる点です。
例えば、提案することはできても、実際に営業資料をうまく作れない専門的な領域である場合は、その道のプロに話を聞いたり、実際に資料作りを依頼することができたりします。しかし、大企業であれば予算の制約や、社内での決まりなどで依頼できない場合があります。こうした点で、顧客により近い立場で営業できるのが、大きなフリーランスの営業代行のメリットです。
フリーランスの営業代行のデメリット
逆にここからはデメリットについてご紹介します。
✅営業代行の責任は全て自分
まず1つ目のデメリットは営業代行を失敗した際の責任は全て自らが追う必要がある点です。個人情報を流出してしまったり、あるいは営業代行として失敗をしてしまった際には、企業の営業は企業が使用者責任を負いますが、フリーランスの場合全て自分が責任を追うことになります。
当然ではありますが、より慎重に営業代行を行う必要がありますね。
✅営業代行費用を自分で持つ
営業代行の諸費用は、全てフリーランスの場合は自分で負担しなければなりません。
企業に所属して営業を行う場合は、会社の経費として出ていた商談のコーヒー代も、全て自分で払い経費として計上する必要があります。
✅営業代行をする際に企業としてのオーソリティを利用できない
営業代行を企業が行う場合は、企業としてのいわゆるオーソリティを活かして、安心感をクライアントに与え、さらに企業としてのブランディングで営業を行うこともできるため、有利です。しかし、実績のない個人に依頼するというのはハードルが高く、なかなか案件自体を獲得する事ができない場合もあります。
こうした観点で、営業代行をフリーランスが行う場合にはデメリットがあります。
さて、次はフリーランスが営業代行として起業する方法や報酬体系について解説します。
フリーランス営業代行の報酬体系
ここからは、企業がフリーランスの営業代行会社に仕事を依頼する場合の手数料についてまずは見ていきましょう。一般的には以下の報酬体系があります。
✅固定報酬
月額報酬が決まっており、たとえ営業が成功しようがしまいが、この月額報酬はもらうことができます。フリーランスは報酬が不安定なため、この固定報酬を取る場合が多くあります。逆に企業としては、どのくらいの予算がかかるか予めわかりやすいのが魅力です。
✅成果報酬または成功報酬
営業代行を行った際に成功しただけの報酬を払う仕組みです。アポ1件につき、1万円から5万円が相場です。またプロダクトやソリューションにもよりますが、受注額の〜%といった形で決まるパターンが一般的です。
利用する場合にはこの成功報酬型が最もリスクが少なくなっております。仮に成果が出なければ振り上げも増えませんが、出ていくて終了も少なく済むため、負担が少なく済みます。
✅上記二つを組み合わせたハイブリッド型の報酬体系
そして、これら2つをバランス良くとるのがこのはいブリッド型です。固定報酬で最低は保証しながら、成功報酬も出すという形であれば、双方が納得することができるからです。
以上が報酬体系です。
次はフリーランスの営業代行案件を獲得する方法をご紹介します。
フリーランスの営業代行案件を獲得する方法
フリーランスの営業代行案件を獲得する場合、飛び込み営業をするなどいくつかの案件獲得方法はありますが、ここでは以下の2つをご紹介します。
✅友人や知り合いの紹介に頼る
フリーランスの営業代行案件を獲得する方法の1つに知り合いや、友人をから紹介を貰う方法があります。いつ紹介をもらえるかは定かではありませんが、しっかりと友人関係や知り合い関係を誠実に保っていれば、案件を獲得することができます。
普段から、周りの方にしっかりとした態度で接するとともに、感謝していただける行動をとりましょう。
また忘れてはいけないのが、事業で案件を探していることを伝えることです。この点を忘れず伝えましょう。
✅クラウドソーシングを使う
営業代行のクラウドソーシングには、以下のようなものがあります。
Kakutoku
kakutokuとはフリーランス営業職・営業代行会社の豊富な知見と経験をクライアントに届ける日本最大級の営業支援プラットフォームです。
これまで膨大な時間がかかっていたクライアント探しを一瞬で。
面倒な請求業務や報告作業を効率化でき、得意な業務に集中できます。
Croudworks
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
営業代行以外にも様々な案件が掲載されており、仕事を見つけることができます。
エイギョーマン
エイギョーマンは、営業代行ができる営業マンと、その人材を求めている企業をマッチングするクラウドソーシングサイトです。
自社の商品をPRしてほしい、自社サービスに集客してほしいという企業は、当サービスで営業マンを探してみてください。
もちろん、個人事業主の方でもご利用できます。
sales hub
Saleshub(セールスハブ)は、本業を続けながら
他社の営業の仕事ができるサービスです。
つらいテレアポや飛び込み営業を何度繰り返しても、
なかなかアポにつながらない新規開拓営業。
世の中の企業は事業を拡大する上で、数多くの営業の悩みを抱えています。
あなたが企業と知り合いをつなぐハブとなることで、
これまで大変だった世の中の営業が大きく変わるかもしれません。
side bizz
side bizzはフリーランスの営業代行や副業をサポートする、日本最大級の営業代行プラットフォームです。
“代理店よりも簡単な副業”をテーマに新しい副業のカタチをご提案しています。
【side bizz掲載に向いている企業】
営業マンが足りない
新規開拓が上手くいかない
販路開拓に課題がある
代理店制度を構築したい
新しい営業手法を探している
Webマーケティングが苦手
まとめ
いかがでしたでしょうか?
営業代行をフリーランスにお願いする場合、あるいは営業代行としてフリーランスになる場合の両面から、メリットやデメリット、案件の獲得方法、さらには依頼方法をご紹介してきました。
当記事を参考に是非、貴社の新規獲得案件を増やすフリーランスの営業代行探しにお役立てください。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
・LISKUL
大手企業とのアポ獲得なら「カタセル」!継続率87.5%の営業代行とは?
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◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。