営業代行に関するオススメ本まとめ

困っている企業をサポートするためにプロの業者が営業代行を実施する場合もありますが、サービスを利用する側が事前に勉強することも重要です。
過去の実績や代行業者の強みなどは公式ホームページなどからわかるものの、時間があれば本を読んでみてはいかがでしょうか。
今回は営業代行に関するオススメの本をまとめて紹介しますので、興味があればご購読ください。
Contents
裏側を知りたい場合は営業代行の真実と活用がオススメ
営業代行の真実と活用は、2015年に産経新聞出版から出版された本です。
本当タイトルにある通り、営業代行の真実とどのような活用があるかについて書かれたものとなります。
著者は有名な代行業者の社長であり、営業代行のパイオニアと言われています。
本の内容を簡単に説明すると、以下の通りです。
★営業代行の活躍実績があっても企業が隠そうとする黒子に徹した成功事例
★営業代行を成功に導くための活用事例
★営業代行や営業コンサルティングを行う業界団体の説明
★実際に行われている営業代行の種類の紹介
★業務に関するデジタルとアナログの融合
★営業代行の未来はどのようなものか
特定の業界や業種には、外側に情報を出すことを避けるところもあります。
必要な情報を秘密にすることが悪いわけではありません。
業界や業種には様々な事情があり、外側に漏らすと都合の悪いこともあるかもしれません。
しかし営業代行に興味がある人は、少しでも情報を知りたいのではないでしょうか。
そんなときにオススメなのが、営業代行の真実と活用です。
2015年の本だが今でも通用する部分がある
代行業者は日ごろから様々なことに対応しますが、業界全体が数年で大きく変化しているわけではないでしょう。
少しずつ変化を遂げており、より良い結果を出すために新しいサービスが始まる場合もあります。
しかしそうした新しいサービスは、既存サービスの影響を受けているのではないでしょうか。
この本は営業代行に詳しい社長のわかりやすい解説も掲載されているため、初心者が勉強したい場合にもオススメです。
営業代行のパイオニアという著者の肩書きは、初心者のハートを掴みやすいのではないでしょうか。
自分自身で営業活動を行う場合は試し営業に抜群の効果営業代行業者の活用法がオススメ
試し営業に抜群の効果営業代行業者の活用法は、2015年にセルバ出版から出版された本です。
一番良いと思える売り方を見つけたいのならまず試し営業をやってみろ、というコンセプトがあります。
著者は大手派遣会社の設立に参画し、自身でも技術者派遣に特化した業者を設立しています。
営業代行のプロによって書かれた、教科書のような本と言えます。
人間は何かやりたいことがあるとき、また何をすべきかわからないときに悩みやすいのかもしれません。
しかし営業においては積極的に行動してチャンスを掴むことが重要で、とりあえず行動しろというメッセージが込められています。
営業活動に対して消極的な人がこの本を読むと、考え方は変わるきっかけができるかもしれません。
アウトソーシングの重要性を勉強したい人にオススメ
代行業者に依頼するだけではなく、企業の担当者が限られた範囲で営業活動を行う場合もあります。
大部分はプロの業者に任せたとしても、自分たちでもある程度成果を上げる必要があるかもしれません。
代行業者に相談して必要な営業活動を発注することを、アウトソーシングと言います。
アウトソーシングが上手であれば、新しいチャンスができるかもしれません。
この本の中では、素早く試し営業プロジェクトを立ち上げることの重要性も語られています。
実際に実際の5人から6人の営業スタッフがチームを結成し、約3ヶ月間の活動期間で狙ったエリアに限定的に営業を仕掛けることがあるようです。
著者は本の中でこうしたチームの活動が、有効な売り方を見つける武器となり得ると語っています。
営業経験が浅い人は、是非とも参考にしてみてください。
小説などの作品が好きな人には営業の悪魔チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?がオススメ
営業の悪魔チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?は、2015年に祥伝社から出版された本です。
この本はいわゆるハウツー本ではなく、トップセールスマンとして輝かしい経歴を持つ著者によって書かれた小説です。
物語の主人公は営業代行を専門とする企業で働く南原航介で、彼はなかなか結果を残せないことに不安を感じていました。
そんなある日のこと、彼は突然本社から呼び出しを食らいます。
不安を胸に呼び出しに応じると、営業本部長からある特命を受けます。
自分以外の様々な営業スタッフの姿を見て、営業という仕事に対する考え方が変わることになります。
そして南原の運命を大きく変える、ある事件が起きたのです。
作品を楽しみつつ営業代行の勉強をしたい人にピッタリ
すべてのハウツー本に同じことが言えるわけではありませんが、以下のような特徴があるかもしれません。
★難しい専門用語が多く使われている
★専門用語に関する解説があまりない
★文章ばかりでイラストの図が少ない
読書が苦手で難しい専門用語を見ただけで頭が混乱する人は、ハウツー本を使って勉強するのに向いていないかもしれません。
しかしこの本は著者の経験が活かされた小説であり、ストーリーとして楽しむことができるでしょう。
営業に関する専門用語なども出てきますが、難しい文章をただ読むだけが勉強ではありません。
小説に感情移入し、読者が南原航介の気持ちになろうとすれば良いのです。
このような場面ではこのようにすれば良いのか、という新しい発見があるかもしれません。
小説としても高く評価されており、文芸評論家が絶賛するコメントを出したことがあります。
自分だけの営業ストーリーが欲しい人にはゼロからつくる営業ストーリーがオススメ
ゼロからつくる営業ストーリーは、2019年にTAC出版から出版された本です。
本の表紙には泳ぐブタの写真が使われており、一時期SNS上でも話題となりました。
あなたならブタの写真をどう売りますか、というキャッチコピーがあります。
表示のブタがいた島は、ピッグアイランドと呼ばれているようです。
その話を聞いた著者は、そのブタの写真を買おうと思ったのでした。
この本の中では相手に何かものを売る際、ストーリーが重要だとされています。
営業代行で製品やサービスを相手に売りたい場合、優れたセールスストーリーがあることが重要です。
著者がセールスをストーリーを語る理由として、以下のものが挙げられます。
★相手がリラックスする
★信頼関係が築ける
★相手の感情に働きかける
★自分を記憶してもらう
★製品の価値が増大する
★人から人へと伝わる
★自分を特別な存在にする
これらはいずれも営業活動でおいて、重要ではないでしょうか。
いくら製品やサービスを売りたいからといって押し付けになると、相手から良い評価は得られないかもしれません。
相手の心理に働きかけることで、営業が成功しやすいように流れを作るのです。
その流れのために必要なのが、著者が語るセールスストーリーとなります。
セールスストーリーがなく営業代行について自信がなければ、この本を参考にすることをオススメします。
本の中にはセールスストーリーの作り方も書かれています。
営業においてどのような目標があるのか、過去の成功や失敗から使えそうなストーリーはないか、それを知るために持ってこいの1冊です。
学習漫画で営業活動について知りたい人には、まんがでわかる営業部はバカなのかがオススメ
まんがでわかる 営業部はバカなのかは、2018年にゴマブックス株式会社から出版された本です。
タイトルにまんがとある通り、営業についてわかる学習漫画となります。
営業の悪魔チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?と同じように、ストーリーとして楽しめるのではないでしょうか。
タイトルから営業活動や営業代行を行う営業部に対して、挑発的なイメージがあるかもしれません。
実際にこの本の中では、営業部を以下のように批判している部分もあります。
★頭が古い
★汗臭い
★なんだか偉そう
すべての営業スタッフがこの通りではないものの、イメージとして定着している部分があるかもしれません。
しかしこの本は営業部を意地悪に取り上げたものではなく、営業とはどのようなものかをわかりやすく解説した学習漫画です。
そしてこの本は、多数の企業研修で教材とされています。
発売されたのは2018年ですが、若手の営業スタッフはこの本から様々なことを学び実践に活かしているかもしれません。
営業代行に親近感が持てるかもしれない
実際に営業活動を行ったことがない人は、営業代行の内容をイメージできないかもしれません。
そのため営業代行の実態がわからず、スムーズに依頼できない企業や担当者もいます。
自分自身で営業活動をするわけではなくても、この本を読んで代行する人の気持ちを理解しようと努力してみてください。
契約では互いの信頼関係が重要となるため、代行業者の気持ちを少しでも理解する姿勢があると良いです。
代行業者としても営業代行の大変さを理解しようとしてくれる企業なら、良くしようと思ってくれるかもしれません。
以上5冊の本を紹介しましたが、興味を持てたものはありましたでしょうか。
著者の営業代行に関する実体験に基づかれたものもあれば、小説や漫画形式といった単なるハウツー本とは異なるものもあります。
いずれも書店や通販サイトで購入できるため、勉強のために欲しい人は早めにゲットしましょう。
営業代行に関する最新の情報を知りたい場合、購入する本もできれば新しい方が良いかもしれません。
しかし数年ほど前のものであれば、情報はそれほど古くないです。
役に立つ情報を少しでも多く知りたい場合、本は1冊ではなく複数冊購入してみてはいかがでしょうか。
読んでみて共感する部分があれば、どうかそれを大切にしてください。

・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
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