営業代行会社を徹底比較!成果報酬の相場や選び方
Contents
- 1 営業代行の成果報酬を比較する意義
- 2 成果報酬型の営業代行とは?
- 3 営業代行の成果報酬と固定報酬の違いとは?
- 4 営業代行費用の平均と相場
- 5 テレアポの費用相場
- 6 営業代行会社成果報酬費用比較37選
- 7 営業代行会社の選び方と安く選ぶポイント
- 8 営業代行会社が成果報酬型を採用する理由
- 9 格安の営業代行会社を徹底比較
- 10 成果報酬型の営業代行契約書とは
- 11 個人事業主やフリーランスの成果報酬型の営業代行活用のメリットとは
- 12 そもそも営業代行とは
- 13 営業代行と販売代理の違いとは
- 14 営業代行と営業派遣の違いとは?
- 15 営業代行で実際に代行してもらえる業務の中身
- 15.1 展示会での営業代行
- 15.2 集客を目的としたセミナー開催
- 15.3 集客を目的としたウェビナー開催
- 15.4 ナーチャリングを目的としたセミナー
- 15.5 ナーチャリングを目的としたウェビナー
- 15.6 営業観点でのWEBコンテンツ作成
- 15.7 WEBマーケティング
- 15.8 見込み顧客への継続コミュニケーション
- 15.9 見込み顧客の成約率アップのための同行
- 15.10 見込み顧客への営業訪問及び成約
- 15.11 カスタマーサクセス
- 15.12 カスタマーサポート
- 15.13 戦略的業務提携やアライアンス営業
- 15.14 営業課題の発見と解決策の立案・PDCA
- 15.15 新人営業社員の教育
- 15.16 営業ナレッジの提供
- 15.17 営業戦略策定及びPDCA
- 15.18 契約書・請求書等の営業推進業務代行
- 15.19 フォローメールやメールDM発送代行
- 15.20 営業電話・テレマーケティング
- 15.21 インサイドセールス
- 15.22 海外営業支援
- 15.23 ブレインストーミングなどの営業力アップ研修
- 15.24 営業資料の作成・ブラッシュアップ
- 15.25 POPやポスターなどの企画・制作
- 15.26 チラシの制作
- 15.27 名刺の作成
- 15.28 小売などの店頭での応援販売や試供品の配布
- 15.29 営業データの収集
- 15.30 営業ツール(SFAやMAなど)の作成や管理
- 16 営業代行をあえて導入する目的
- 17 営業代行会社徹底比較まとめ
営業代行の成果報酬を比較する意義
自社に営業がいない会社は殆ど見たことがありません。
しかし、営業代行を行なう会社が多く存在しているのには、どのような背景があるのでしょうか。
当記事では、成果報酬型の営業代行とはそもそもどのようなものなのか。
そして成果報酬型の営業代行を実施するのは、どのような背景があるのかを詳しく解説します。
特に固定報酬との比較などは知っておくと役に立つポイントでしょう。
また、営業代行会社を選定する際の大きなポイントとなる、営業代行会社の成果報酬費用について徹底的に比較します。
当記事を見ていただければ最適な営業代行会社を見つけることができるように、わかりやすく解説していきます。
成果報酬型の営業代行とは?
営業代行のスタイルには、その報酬体系によって成果報酬型と固定報酬型、そしてこれらの併用型のスタイルに分かれています。
成果報酬型とは、成果に対していくらといった形で報酬が支払われる形態を指し、その成果とは大多数の場合アポイントの数です。
アポイント1件あたり5万円、のような形で成果報酬を立て、それ以外には一切費用がかからない場合を特に完全成果報酬、初期費用だけはかかる場合を成果報酬型というような形で分けていたりします。
但し、この分け方も事業会社ごとに概念が異なる場合がありますので、注意が必要です。
営業代行を依頼する場合には、最低限報酬体系を確認しておきましょう。
さて、では具体的に固定報酬との違いを次は見ていきたいと思います。
営業代行の成果報酬と固定報酬の違いとは?
営業代行の成果報酬と固定報酬にはどのような違いが有るのでしょうか。
以下、図表にまとめましたので、御覧ください。
項目 | 成果報酬 | 固定報酬 |
定義 | 成果に応じて報酬金額変動 | 予め金額固定 |
報酬の対象となる成果 | アポの数がメイン。受注できたら追加でマージンをもらうスタイルもあり。※これに加えて初期費用がかかるのが成果報酬で、完全成果報酬はそれも含まれている場合。 | 金額は一律だが、営業ツールの導入やインハウス体制の構築支援、さらにはきれいな調査レポートが成果物になる。 |
マーケティング調査要素 | 基本なし。調査よりもアポイントという成果にコミット。 | 調査し、きれいなレポートにまとめたり、営業ツールを導入してインハウス体制の支援など行う場合などあり。 |
投資のリスク | 原則なし。アポが取れなければ初期費用以外、もしくは完全に無料となる。※但し、無価値な質のアポイントが取得されることが有るというリスクはある。 | 原則あり。アポが取れない可能性が高い。基本は成果物はレポートや体制構築、ツールの導入だと考えれば投資リスクは低い。 |
営業代行費用の平均と相場
営業代行費用の平均と相場は以下の通りです。
固定報酬 | 日当あたり約3万円から |
成果報酬 | 1アポ1万円から10万円(ABMの場合高くなる傾向) |
固定報酬+成果報酬 | 1アポあたり1万円から5万円+1受注あたり受注金額の10%など |
勘違いしやすいのは、営業代行とは代理店は違うということです。代理店、いわゆる販売代理は受注の成果報酬です。そのため、営業代行の成果物は主にアポになる傾向があります。
テレアポの費用相場
これと同じく成果報酬型のテレアポ代行料金の相場は、以下のようになっております。
✅基本はコール1件あたり200円から500円
✅フリーランスの営業代行や個人の営業代行を使えば、大量発注で1件あたり50円から300円とさらに安くできることも有る。
✅上記2つに加えて、アポを獲得した場合の費用は10000円~50000円が相場です。アポ獲得の成功難易度に応じて価格も別れています。
テレアポ参考リンク
営業代行会社成果報酬費用比較37選
営業代行会社を選定する軸はいくつかありますが、基本的には、
A. 成果報酬型か固定費用型かなど費用面での比較
B. 営業のノウハウや実績を持っているかどうか
C. 最新の営業手法などを理解し積極的に取り入れているか(RPAやMA、SFAなどのツール利用など)
の3パターンが選択の軸になります。
今回は、その中でも営業代行を選ぶ上で最も気になる費用について、合計37社を比較紹介します。
なお、要お問い合わせとなっているところは、実際の稼働に伴って変動するということですので、御社だけの見積もりを作成するということです。他社と比べ大きく外れることはありませんが、気になった場合は是非お問い合わせください。。
この他、営業代行会社を徹底比較している以下の記事を参考に選んでみてください。
営業代行とは?おすすめ厳選10社とその選び方と報酬相場>>>
営業代行会社の選び方と安く選ぶポイント
営業代行会社を選ぶ際に注意すべき点
★自社のニーズと営業代行会社の得意分野や強みが一致している
★自社が求める営業アプローチに対応している
★料金体系のほか、事例や実績を明確に示している
★業務遂行の修正や確認に応じている
★自社の所在地に近い営業代行会社で担当者の応対に問題が無い
選ぶ際に意識しておくと更に良いポイント
★営業代行業者の特徴を把握する
★こちらの質問に答えられるか
★営業のプロセスをプレゼンできるか
安く選ぶポイントとは?
営業代行会社を安く選ぶポイントは以下のとおりです。
・複数の営業代行会社から見積もりを取得する
営業代行会社は、様々な形で成果報酬や固定報酬の区分で自社の報酬形態を定義しているため、実際に複数の会社にアプローチして費用感を比べるのが一番です。特に他社と比べたときに、自社は他社よりも高いが、しっかりとこうした点で成果のメリットが有ると隠さず、素直に伝えてくれる会社は信用できる確率も高いといえます。
・成果報酬型を選ぶ
成果報酬と言っても何を成果にするかで変わってきます。例えば1コールいくらといったコール件数を成果に設定する企業や、アポ1件あたりいくらといったアポ件数を成果に設定する企業などです。ほとんどがアポイントを成果報酬の基礎となる成果に設定しているところが多いですが、実際にどいうった内容のアポイントが取れるのかといった点も含めて、しっかりと打ち合わせをしておくのが良いでしょう。
たまに、挨拶アポを1件とカウントしているケースも有るので注意が必要です。
以上のようなポイントをチェックポイントとしてぜひ自社が目的としているKPIやKGIを最終的に達成できる、最適な営業代行会社を選定してください。
営業代行会社が成果報酬型を採用する理由
多くの営業代行会社では、成果報酬型の料金体系を採用しています。固定報酬型を採用する営業代行会社もあるなか、なぜ成果報酬型を採用するのかについて、3つの理由を伺いました。
シンプルでわかりやすい
成果報酬型は、成果が出たら報酬が発生するというシンプルでわかりやすい料金体系です。営業代行会社の利用を考える上で、営業活動の内容やマーケティングの状況などいくつかの判断基準がありますが、営業代行会社それぞれに特徴があり、決まった判断基準では測れないと言います。
まず利用してみることが成果の出るサービスか否かを正確に判断することにつながります。その点、シンプルでわかりやすい成果報酬型は、依頼する企業にとって利用するハードルが低く、検討に時間をかけずに、まず試すことができるといメリットがあります。
営業代行会社がリスクを負う
成果報酬型は、固定報酬型に比べてリスクが少ないと言われています。ただし、想定していた商談にならなかった、受注につながらなかったといったリスクも存在します。リスクが発生したときにそのリスクをカタセルが負えるのが、成果報酬型と考えています。
アプローチした結果、想定以上にアポイントを獲得できない場合もあります。月間600コールで月額25万円という契約だと仮定しましょう。アポイント率1%で月間6件のアポイント獲得を想定していたとすると、アポイント単価は約4万円になります。この時固定報酬型を採用していて成果が出ないと、アポイント率が0.5%や0.8%になると、費用対効果が低くなり、顧客側にリスクが発生します。
一方、成果報酬型を採用していると、アポイント獲得率が低くなっても、カタセル側の利益が削れるだけで、顧客側にリスクはありません。利益を確保するためには、カタセル側で改善策を打つため、十分な成果が出るように中長期的な支援も望めます。
費用対効果を見極めやすい
成果報酬型は、一律で成果報酬が設定されているので、依頼する企業にとって費用対効果を見極めやすいのが特徴です。先ほど例にした月間600コール25万円の固定報酬型だと、商談単価を見極めにくくなります。
営業代行会社を人的リソース不足の解消で利用している場合は、費用対効果に合うマーケティング施策を探したり、LTVからコストを逆算したりするなど見極めが欠かせません。
営業代行会社が成果報酬型を採用する理由とは?株式会社カタセル代表が語る!
格安の営業代行会社を徹底比較
今や営業代行市場も飽和状態で、勝負はどれだけバリューを出せるかになってきています。しかし、それは何も営業代行会社各自の独自の特徴だけではなく、依然として料金が安いことに対するメリットは大きいと言えます。
特に、格安の営業代行会社を利用してみて、だんだんと依頼したい範囲を固めていき、さらに上位レイヤーの営業代行会社に乗り換えたり、スタートアップで営業人員やリソース不足を補う場合があります。
こうした格安の営業代行会社を以下の記事ではまとめて比較しています。
それぞれ比較軸としては、各営業代行会社のできることと、料金を掲載しています。
ここでは、簡単な比較表だけ掲載させていただきます。
会社名 | できること | 料金 |
株式会社soraプロジェクト | 質の高いテレマーケティング | 1件税抜300円(3コールまで) 税抜39000円の初期費用と20000円の月額費用 |
株式会社イクイップ | テレアポ代行ビズコールによるテレアポ | 1件99円から(1コール) 初期費用29800円 2回目以降は架電費用の10%が進行管理費 |
NetReal株式会社 | テレアポ、法人名簿サービスやFAX,DM,メール,チラシなどの配信サービスや動画制作 | 1ポイント1円(税抜) 購入可能単位は15000ポイントから 1コールあたり200件から利用可能で、1コールのテレアポは150ポイント |
株式会社タスク | テレアポ、飛び込み営業、ルート営業 | ルート営業代行は10000円 販売代行20000円 飛び込み営業30000円 テレアポ100コール15000円 |
株式会社CAPITALWORKS | テレアポ、DM、得意先営業 | いずれも営業代行は1日あたり21000円以上 |
株式会社アソウ・ヒューマニーセンター | テレアポ、営業リスト作成 | 架電1件100円+アポイント1件あたり成果報酬15000円・成約1件あたり成果報酬30000円 |
株式会社コミットメントホールディングス | 営業リスト作成 トークスクリプト作成 テレアポ | 月額固定費0円 アポ1件5000円 |
株式会社ambient | テレアポ トークスクリプト制作 リスト制作 | 1件あたり250円から |
ぜひご参考にしてください。
成果報酬型の営業代行契約書とは
成果報酬型の場合の営業代行契約を締結する場合には、どのようなポイントに注意して営業代行契約書を作成すれば良いでしょうか。
主には以下のポイントです。
✅用語の定義と成果の定義を明確にする
営業代行の成果報酬とは、何をもって成果にするのか、そして成果が発生した場合でも報酬が発生する場合、そうでない場合の違いなどを明確にしておく必要があります。
仮にこの点を怠ると、成果報酬を請求するする際に揉め事に発展したり、減額となってしまう恐れがあります。
逆に営業代行を依頼するクライアント側からすれば、多く報酬を請求されたり揉め事になってしまうことがあります。
こうしたことが起こらないように、はじめから用語の定義は明確にしておきましょう。
これらを踏まえたポイントが盛り込まれた、成果報酬型の営業代行契約書は以下ページより無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
営業代行の契約を締結する際の注意ポイントを徹底解説
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個人事業主やフリーランスの成果報酬型の営業代行活用のメリットとは
個人事業主やフリーランスの成果報酬型の営業代行を活用するメリットとは、何がありますでしょうか。
主に以下が挙げられます。
✅成果報酬型の個人事業主やフリーランスは実力者が多い
✅ 急ぎの場合でも対応してくれる場合が多い
✅土日祝日でも対応可能なケースも
✅小さなことでも気軽に依頼できる
✅コストを抑えられる
成果報酬型は確実にアポイントが入らなければ、報酬が発生しないので、個人事業主やフリーランスで独立している人はよほど自身がないと独立しないでしょう。
そういう意味では、個人事業主やフリーランスの成果報酬型の営業代行を利用することは大きなメリットがあるといえるでしょう。
この他、個人事業主やフリーランスの営業代行のメリットやデメリットについては以下をご参照ください。
成果報酬型営業代行。個人事業やフリーランスのメリット・デメリット>>
そもそも営業代行とは
そもそも営業代行とは、事業者がサービスを提供する際に行うサービスの説明やその準備、さらには集客から成約後のフォローなどのプロセス全体におけるいずれかの全部または一部における業務の代行のことです。
営業代行とは?について詳しくは、以下の記事をご参照ください。
これと似た言葉に、販売代行という言葉がありますが、販売代行という言葉とは別の概念として分けられています。
次のセクションではこの販売代行という言葉との違いを見ていきましょう。
営業代行と販売代理の違いとは
営業代行とは、営業を代行することであり、単に販売することを代理する事だけを意味するわけではありません。
販売することだけを意味する言葉に、販売代理という言葉がありますが、販売代理は、売主から販売の代理権を得て、売主の代理となり、商品を販売する事を言います。
販売代理の場合の責任は、本人から販売代理者に移ります。
販売代理側が在庫責任を持ち、販売代理者の名前で販売を行います。
しかし、営業代行は販売代理とはちがい、営業活動に関するすべての領域業務を本人に変わって行います。つまり売り主の代理人ですから、売り主に代わりに売り主本人が営業に関する様々な活動を行っているのと同じ形で代行することを営業代行といいます。
営業代行の場合は、原則として責任は営業代行者ではなく本人が持ちます。
営業代行の営業の範囲には、販売することだけではなく様々な営業活動が含まれるという点でも販売代理とは異なります。
販売代理やディストリビューターと、営業代行は混同されやすいので、注意が必要です。
営業代行と営業派遣の違いとは?
また、営業代行は営業派遣とも意味が異なります。
営業派遣は派遣元企業の社員として派遣先企業に属する事になり、原則として派遣先企業の指示に従って仕事をします。
見た目は、派遣先企業の1営業社員です。
しかし、営業代行は業務委託契約を交わし、成果目標に向かって仕事をするため、必ずしも企業に常駐するとは限りません。
また、営業代行の場合代行する企業に無いノウハウを駆使して、成果貢献を図ります。
そういう意味では、営業代行を依頼する場合には目標設定や代行先企業との密な連携が不可欠です。
では、営業代行において実際にどのような領域を代行してもらえるのでしょうか。
次のセクションでは実際に代行してもらえる業務の中身について見ていきたいと思います。
営業代行で実際に代行してもらえる業務の中身
前術したとおり、営業代行は販売だけを代行するわけではありません。幅広い営業業務を代行します。では、営業代行で実際にどのような事を代行をしてもらえるのでしょうか。業務の種類をまとめてご紹介します。
展示会での営業代行
展示会はマーケティングチームで開催することも多いですが、見込み顧客に対して直接営業することができるチャンスです。そのため、展示会の運営には営業が当たることが多いです。
参考リンク:展示会で最大限リードを獲得する方法とリードを成約に導くポイントとは
集客を目的としたセミナー開催
リードを獲得するために開くセミナーには、営業がアサインされることが多くあります。営業現場で聞くよくある質問に対して答えたり、最新のお役立ち情報を提供することで、見込み顧客からリードを獲得し、エンゲージメントを高めて、一気に受注まで持っていくことができます。
集客を目的としたウェビナー開催
リードを獲得する方法の一つで、オフラインではなくオンライン上で行うセミナーです。集客を目的としているので、ホワイトペーパーや無料のお役立ち情報資料、あるいはクオカードなどをプレゼントして集客することもあります。
ナーチャリングを目的としたセミナー
リードをマーケティングチームで獲得後、リードを育成してより見込み顧客に育成する必要があります。このリード初期をMQL,そしてリードナーチャリングしたあとに営業が実際に訪問するような段階のリードをSQLと呼びます。MQLをSQLに育成する方法として、気づきを与えるセミナーがよく用いられています。
ナーチャリングを目的としたウェビナー
セミナーのWEBバージョンです。集客もWEB、セミナーもWEBで完結でき、運営が簡単で多く集客をすることができるため、重宝されています。セミナーどうようにMQLをSQLにリードナーチャリングする方法として採用されています。ただ足を運ぶわけではないため、若干育成力は弱い傾向にあります。
営業観点でのWEBコンテンツ作成
営業視点で、お客様からよく問われる質問や、疑問などをコンテンツ化することで、オリジナリティーが高く、かつ顧客エンゲージメントを上げることができるコンテンツ制作ができます。営業ならではの視点なので、現場でなければわからない最新の要望や情報を反映することができます。
WEBマーケティング
ここは別にマーケティング部署を設けている企業が多いため、それほどニーズは高くありませんが、ベンチャーやスタートアップなどではまだ人員が不足しているため、マーケティング領域も代行を依頼されることがあります。実際に行なうこととしては、WEBサイトの改善や広告の出稿などですが、どちらかといえばメールを顧客に送ったりといったOnetoOneマーケティングを中心に依頼されることが多いでしょう。
見込み顧客への継続コミュニケーション
見込み顧客がたとえ受注をすぐにしなかったとしても、継続して有益な情報を提供したり、リレーションシップを築いておけば、本当にニーズが発生した際に真っ先に選んで貰うことができます。営業代行としては、メインで行なう業務になります。
見込み顧客の成約率アップのための同行
営業代行を申し込む場合、自社の営業に満足していないことが多々あります。そして、その状況を解消しようと社外の知見を取り入れ、自社の営業に活かそうというパターンが、リソース不足の次に多い営業代行の導入パターンです。見込み顧客に対して直接営業する場合と、このパターンのように成約率アップのために同行をするパターンの2つがあります。
見込み顧客への営業訪問及び成約
見込み顧客に対して、同行するだけでなく、自ら営業を行い成約するパターンです。前述したとおり、リソース不足で営業代行を依頼するパターンが最も多くなっています。
カスタマーサクセス
営業代行の範囲からやや外れていますが、ここまで依頼されることもあります。従来は営業が導入・購入後までサポートするのが通常でしたが、最近はカスタマーサクセスというオンボーディングまでを見るような形態が通常化してきています。
カスタマーサポート
カスタマーサクセスまでは行きませんが、サポートを主として行います。導入サポートや利用後のトラブル対応など様々な業務を行います。
戦略的業務提携やアライアンス営業
営業の範囲は、直販だけではありません。OEMなど販売手法は様々です。そういった外部のリソースを活用した再販で売上を伸ばす、アライアンスや業務提携などを代行します。
営業課題の発見と解決策の立案・PDCA
営業は成約することが第一の目的です。ノウハウを駆使すればある程度の成約率アップを果たすことはできますが、やはり課題を見つけ改善していかなければ劇的な成果アップとはなりません。そういった意味で、営業課題の発見と、解決策の立案は重要な代行業務の一つです。
新人営業社員の教育
営業代行は文字通り読めば自らが営業を代行することがメインと受け取れますが、新たな人材を育て成約率アップを果たしていくのも営業代行の仕事です。
営業ナレッジの提供
営業代行業務の一つに、社内には無い知見を取り入れる事をサポートする業務があります。どうしても我見に陥りがちなところを営業代行がサポートし、新しい知見を提供して事業を飛躍させます。
営業戦略策定及びPDCA
営業戦略やどのように営業目標を達成していくかの計画は営業部長が立てることが多いですが、それをサポートするいわゆるエバンジェリストのような立ち位置で営業代行を行なう業務があります。
契約書・請求書等の営業推進業務代行
営業推進とは、営業するために必要なサポートを行なう業務のことです。営業の請求書作成を代行したり、契約書の作成を代行したりします。
フォローメールやメールDM発送代行
営業がリード獲得後即座に資料を送ったり、あるいはDMや挨拶文などを送る事を代行します。営業がリード獲得後に即座に反応するのと、数日経ってから反応するのでは、50%以上も成約率に影響すると言われています。
営業電話・テレマーケティング
見込み顧客獲得のために、過去のリードリストや休眠リスト、あるいは新しく手に入れたリストなどにアウトバウンドで電話営業を行なうことです。営業はアポイントメントが無い日や、その合間をぬってこの業務を行なうことが多いです。
インサイドセールス
インサイドセールスは、リードナーチャリングで育成したリードを今すぐ営業が受注できるようなホットリードにさらに育成する業務です。主には、電話で良質な最新情報や有益な情報を提供し、エンゲージメントを高め、デマンドセンターと呼ばれる営業機会の創出を目的とした組織の一角を担います。近年の営業代行では、大きくニーズが高まり、とても重要な仕事です。
海外営業支援
海外に営業をする場合、英語が話せなければならず、さらには海外独特の商習慣を熟知していなければなりません。そういった意味で、スキルを持った営業代行は重宝されます。
ブレインストーミングなどの営業力アップ研修
先述した営業代行の一つに教育がありましたが、その中でも中心になるのがこのブレインストーミングです。単なる教育ではなく、知識を習得するというよりも自身の営業時の話し方や、組み立てかた、課題などをしっかりと把握することができます。営業代行として、提供される一つの業務です。
営業資料の作成・ブラッシュアップ
営業の武器といえば、営業が話を可視化しわかりやすく説明するための営業資料です。しかし営業資料がお客様の視点に立ってつくられていなかったりします。営業代行の業務として、営業資料を顧客視点で作り直す業務も含まれます。
POPやポスターなどの企画・制作
営業推進の業務の一部として、POPやポスターなどの企画・制作があります。マーケティング活動として制作するような大規模なものとはべつに、営業現場で利用するPOPやポスター等です。
チラシの制作
POPやポスターと同様にチラシの制作などがあります。営業代理店に設置するチラシや、配布活動をターゲットとなるペルソナがたくさんいる場所で配るなど、制作だけでなく配布活動も含まれます。
名刺の作成
名刺は営業が渡す最初のものです。営業推進の業務の一部として、名刺の制作があり、これを代行します。
小売などの店頭での応援販売や試供品の配布
営業の中には販売することも含まれ、小売店舗で実演販売するような営業代行もあります。試供品の提供や、応援販売などを行います。
営業データの収集
営業データは、次に集客をする際の貴重な財産です。しかし、多くの企業はSFAなどのツールを導入することが目的になっており、本来の目的からずれてしまっているところも少なくありません。そこで、営業代行として社内の営業データを名寄せし、しっかりと蓄積させていく役割を業務として請け負います。
営業ツール(SFAやMAなど)の作成や管理
営業ツールの作成や管理と言っても様々な業務がありますが、例えばエクセルで営業金額のマクロを組むことや、accessを利用したりSQLを利用したり様々なツールを使いこなして分析することまで様々な業務を含みます。そういったツールの構築や管理も営業代行の仕事としてアウトソーシングの対象となっています。但し個人情報の問題もあるので、NDAをしっかり結ぶと共に、大企業では業務委託契約も徹底しています。
営業代行をあえて導入する目的
多くの企業では社内に営業が居て、自社の商品知識を長い時間をかけてしっかりと学び、専門的な営業として活躍しています。しかし、それにもかかわらず近年営業代行のニーズが高まっているのは、何故でしょうか?
ここでは営業代行のニーズが高まっている理由と、あえて導入する目的についてご紹介します。
営業代行市場の規模と今後の流れ
国内BPOサービスの市場予測をIDCが発表しています。
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ44958219
出典:国内ビジネスプロセスアウトソーシングサービス市場 支出額予測: 2018年~2023年
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ44958219
これによると、国内BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場においては、2018年は前年比4.7%増加の7691億円となり、2018年から2023年の年間平均成長率は3.5%で、2013年の市場規模予測は9147億円と予測しています。
そして、国内カスタマーケアBPOサービス市場は人材不足の影響を強く受けており、オペレーターの人件費が上昇傾向にあるが、近年は顧客の理解が進んでいることから価格に反映しやすい状況になっているとのこと。
営業代行のニーズが高まっている理由
以上のような社会的背景を受けて、営業代行のニーズは高まっています。
人材不足を背景としたRPA(Robotic Process Automation)に対する注目度の高さにも支えられ、BPO・営業代行市場は2019年以降も安定した成長を続けるとIDCでは見ています。
つまり、BPO、とりわけ営業代行市場はさらに伸びていく事が予想されており、その背景には少子高齢化社会のますますの深刻化に伴う人材不足や、市場ニーズの多様化、製品リテラシーの複雑化等に原因があります。
これからますますクラウド化やRPA(Robotic Process Automation)の導入などが進み、ますます営業代行市況は活況となっていくでしょう。
以上、営業代行について詳しく解説しました。
次は、営業代行会社の成果報酬費用を徹底比較していきます。
営業代行会社徹底比較まとめ
営業代行の市場がますます活況となる中、正しい営業代行業者を選択する力を養わなければ行けないのも事実です。しかし、網羅的に営業代行に関する比較をしていたり、一貫して正しい選択方法を提示している媒体は少ない現状です。
ぜひ当記事を参考にして、自社に取って最も最適な営業代行会社を選んでください。
・代表の経歴
大学卒業後、IT企業に入社し、飲食・小売店向けタブレット型POSレジのパッケージ・SaaSの提案営業、また、グループ会社にて、中小企業の経営者を対象に、自社開発CMS、BtoBビジネスマッチングサイトのアウトバウンド営業を担当させて頂きました。その後、IT企業に特化した人材紹介会社にて、外資系・日系IT企業を対象にエンジニア採用のコンサルティング営業を経験し、IT/WEB業界における無形商材の営業経験をいかして、2017年3月に株式会社カタセルを設立しました。
・LISKUL
大手企業とのアポ獲得なら「カタセル」!継続率87.5%の営業代行とは?
https://liskul.com/katasel-34173
・SalesZine
Sales Tech時代も「手紙」が最強の営業ツールなワケ
・SAIRU NOTE
セールスフォースも実践!大手企業とのアポイントを量産するCXO向け手紙施策のノウハウ詳細解説
https://sairu.co.jp/doernote/0160
◆実績
上場企業から数名規模のベンチャー/スタートアップ企業のご支援を通じて、大手・中堅企業のキーマンとの1000件以上の商談獲得の実績がございます。商材については、B2B SaaS、HR Tech、AIなどといった新規性の高いサービスから、システムの導入支援や業務改善、組織変革のコンサルティングなどといった大企業の大きな課題を解決するソリューションまで、一般的に、複雑で分かりにくいとされる無形商材の営業支援が中心となっております。月間の商談獲得件数については、営業マン1名でご訪問頂ける月間5件といったミニマムスタートから、月間1000通以上の手紙送付、商談獲得30件といった比較的大規模なアプローチまで、各企業様のご意向にお合わせしたボリュームで営業支援をさせて頂いております。弊社が獲得した商談経由の受注実績については、数百万円からLTVで考えると一千万円前後の高単価の商材を中心となっております。訪問から受注までのリードタイムは、商材によっても大きくことなりますが、平均的に3~6ヶ月で、早いものですと1週間前後で契約に繋がった事例から、長いものですと1年以上かけて契約に繋げるものまで幅広くなっております。受注率についても商材によって大きく異なり、受注率20%の事例もございますが、逆に数%の確率で大型商談を狙うものまで、商材の性質や単価、企業様の営業戦略によって大きく異なります。まとめますと、弊社は、ご依頼頂く企業様の規模は問わず、IT、マーケティング支援、コンサルティングなどの高単価の無形商材で、大手・中堅企業をターゲットにする営業支援を得意としております。